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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『妖琦庵夜話 花闇の来訪者』榎田ユウリ


妖琦庵夜話 花闇の来訪者』榎田ユウリ

ヒトと僅かに異なる存在、妖人。美貌と毒舌の妖人茶道家・洗足伊織は、「家族」との平穏をなにより愛していた。最近は“小豆とぎ”のマメが、食堂でボランティアを始め、心身ともに成長中だ。そんな中、伊織を慕う甲藤が、ある女を連れてきた。「私は“口裂け女”なんです」と嘆く彼女に、伊織は真実を告げる。一方、食堂の関係者が殺され、マメに容疑が。その陰に、伊織は不穏な気配を感じ…。シリーズ第6弾、書き下ろし。(文庫裏の紹介)


妖人シリーズ第6弾!

登場人物の皆さま、お久しぶりです、
お会いしたかったです~♡ という感じ(笑)

マメくんの成長が、いいですねぇ~
ほかの皆さんも、相変わらず いい感じ。

会社で、いい年をして/社会人のくせに、いじめに走る(パワハラやモラハラをする)バカは、まあ一定数いるんだろうな、と思うんですが、(滅びろ!)、それはそれとして、そのストレスを家庭に持ち込み、家庭を壊す男って、どうなのか… 男のメンツとやらで妻に言えないのって、けっこうなバカらしさだと思うので、家庭内は ちゃんと平等がいいな、と思います。私は。お互い、ちゃんと話を聞く感じで!


   

  


検索用:妖奇庵夜話

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『白い嘘』ロマン・ガリー


『白い嘘』ロマン・ガリー
A European Education / Romain Gary
Éducation européenne



夜明けの約束』のロマン・ガリの、最初に認められた長編。

二次大戦下、ポーランドのレジスタンス(対ドイツ)に加わった少年と、周囲の人々を描いた物語で、どことなく童話風なタッチなのが意外でした!

タイトルについては、

本書の原題「ヨーロッパ式教育」には、作中で語られているように、ながい伝統と多大な成果を誇る“ヨーロッパ式教育”の目標も、いざ戦争となると、勝つためには友人といえどもとっさに殺する勇気をもたせることに集約される、という皮肉がこめられているが、邦訳の題名としては堅すぎると思われるので、主人公ヤネクのせりふから「白い嘘(うそ)」をとって書名とした。


…とのこと。
(太字部分、訳者あとがきより抜粋)。





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ギャリー

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『風葬』桜木紫乃


『風葬』桜木紫乃

釧路で書道教室を営む夏紀は、認知症の母が呟いた、耳慣れない地名を新聞の短歌の中に見つける。父親を知らぬ自分の出生と関わりがあるのではと、短歌を投稿した元教師の徳一に会いに根室へ。歌に引き寄せられた二人の出会いが、オホーツクで封印された過去を蘇らせる…。桜木ノワールの原点ともいうべき作品、ついに文庫化。
(文庫裏の紹介)

出生の秘密やら絡み合う人間関係やら、なかなかに濃厚なのですが、桜木紫乃さんにしては「生理的な嫌悪感」を覚えるところが少なく、さらりと読める印象でした!

親が、自分にまつわる秘密を「自分(親)だけの秘密」として持っちゃってるの、嫌だなぁ… 親に完全に頭が上がらない息子とか。哀れ。

「もっと時間が経って私がみんな忘れたら、ときどきそばにいてちょうだい。それでいいから」という言い分も、何だか微妙に勝手な気がしてしまいます。まあ、このお母さんは、自ら捜してきて、自らの資金で施設に入るしっかり者で、そこは すばらしいと思いましたが!

強い女性、が、たくさん登場するお話でした。

弁護士事務所の娘が好き!



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『ウズタマ』額賀 澪


ウズタマ』額賀 澪

周作(28歳)は、シングルマザーの紫織との結婚を控えたある日、唯一の肉親である父親から、謎の通帳を渡される。“誰か”が自分のために振込を続けてくれていたことはわかったが全く心当たりがない。唯一の真相を知る父は、脳梗塞で昏睡状態に。そうなって初めて、父の過去や自分の過去も詳しく知らないことに気づく。その“誰か”を探し始めた周作は、25年前のある傷害致死事件に行く着くのだが…。小さな希望が灯る、新しいカタチの家族小説。
(Amazonの商品説明)

するする読めて面白かったです。
そ、そんなことが あり得るのか! …って、フィクションですが(笑)

親が倒れて、「何も知らない」と焦る感じ、けっこう「あるある」なのではないかと思います。特に若い時だと。

本作の主人公は28歳。父親の、「当時の年齢」は35歳。

とっくに成人している大人の年齢ですが、まだまだ戸惑いながら生きている年齢ですよねぇ。登場人物たち、みんな大変だ。ガンバレ! (上司の山田さんも!)

周作くんが、何だかんだで、周りから愛される、まっすぐな好青年に育っているように見えるのは、きっと子供の頃に しっかり愛情をかけられたからなのでしょうね。「彼」も、きっと、養護施設で愛情を受けて育ったのではないかと推測します。(本人の「まっすぐさ」の気質も、もちろんあったでしょうけれど)。

タイトルの意味は途中で分かってきます。

串焼き屋さんの大将もナイス!

アマゾンのレビューを見ると「サッポロ一番塩ラーメンが食べたくなる」という感想が多いですが、私はレバーの串焼きが食べたい!

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『夜明けの約束』ロマン・ガリ


夜明けの約束』ロマン・ガリ

狂おしいまでの母の愛を、全身で受けとめる私の愛。純粋なふたつの愛の遍歴――。謎の多い作者の半生が赤裸々に語られる最高傑作。(帯のコピー)

フランスでは人気の小説家、ロマン・ガリの自伝的小説。

ガリは、受賞は1人一度という前提のあるゴンクール賞を2度受賞した「フランス文学史の例外」作家であり、外交官。二度 結婚していて、二度目の妻は女優のジーン・セバーグ。「ジーン・セバーグとは何の関係もない」から始まる遺書を残して拳銃自殺しているそうです。

本作は、その代表作であり、戦後フランスを象徴する自伝小説の白眉、とのこと。

(ゴンクール賞を2度 受賞したのは、最初の受賞の約10年後、エミール・アジャールという別名で書いた小説が受賞したため。エミール・アジャール=ガリであることが判明したのは彼の死後だそうです。すごいですね)。


本作の感想ですが、最初は正直、「何だかな…」と思いながら読んでいました。あまりに母親に支配されている息子の話のように思えて。(あと、話がけっこう行ったり来たりするので、ついていくのに体力がいるような…) ←疲れている時に読み始めてしまいまして^^;

でも「Ⅱ」の最後あたり、戦争に参加するくらいから、「支配」ではないことが どんどん染みだしてきて「ああ、これは大きな愛の話なんだなぁ」と思えるようになりました。

そう思って最初のほうを読み返すと、どのエピソードも、とても切なく可愛らしい。

私は、自分自身が「親の過保護」と闘ってきたヒトなので、「親の支配」というふうに読めてしまったのだと思います。(「闘ってきた」というと大げさですが、親が過保護で自分は自立したいタイプだったので、自分的には けっこう大変だったのです)。


全体的な印象としては「夢を“既定事実”として心から信じ、語っていると、実現するんだなぁ」という感じ。そして、ガリという人は ものすごく自分が好きだったんだなあ、という感じ。

ちなみに、こんなお方です → Google Images
うん、モテそう。そしてモテる自信がありそう。

ガリはポーランド系ユダヤ人の移民で、フランス国籍を取得しています。母語はポーランド語ですが、フランスの外交官として活躍し、フランス語と英語で執筆。賢く、魅力的な人だったんでしょうねー。(ちなみに日本語では「ガリ」「ギャリー」「ギャリ」と様々な表記で紹介されているようです。統一してー!!)



↓ セバーグ!


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ギャリー

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『失われた時を求めて ─まんがで読破─』(プルースト)


『失われた時を求めて ─まんがで読破─』(プルースト)

今や私は時空を超えた存在となったのだ!
マドレーヌを口した瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。「私」の成長とともに描き出される、第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。それは「私」の失われた時を探し求める長い旅の始まりだった……。独自の時間解釈と記憶に対する見解を提示し、20世紀の文学・哲学概念を変革させた傑作大長編小説を漫画化!(文庫裏の説明)


…なるほど、そういう話だったのか!(笑)

作業していた仕事に本作の登場人物の名前が出てきたため、取り急ぎコチラで内容を確認しました☆

有名なマドレーヌ部分しか認識していなかったんですが、いつか、ちゃんと小説をちゃんと読んでみなきゃ。

乱暴な感想: 紅茶にマドレーヌを浸して食べたら昔のことを どんどん思い出して、その万能感の中で本を書き、老いにも気付く話でしょうか。

古今東西、人生は恋愛と人間関係ですなemoji


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『犯罪者 クリミナル』太田愛

 
『犯罪者 クリミナル』太田愛

白昼の駅前広場で多くの犠牲者を出した通り魔事件。その裏には社会を揺るがす恐るべき陰謀があった。ただひとり生き残った青年が、刑事と売文家の助けを借り、暗殺者に追われる逃亡生活の中、真相を追う。
(Amazonの商品説明より)

すっごい面白かったです!

最後のほう、自分の読むスピードがもどかしかったくらい。あと、「残りページが あと30ページなら“これで決着かな”と思えるのに、まだ100ページくらいある! ってことは、まだ何かあるに違いない。ひぇ~ 誰か彼らを救ってあげてemoji」という感じでした(笑)

作者は脚本家さんだそうです。小説は、これがデビュー作。「1997年テレビシリーズ「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。「TRICK2」「相棒」など、刑事ドラマやサスペンスドラマで高い評価を得ている」(単行本の作者紹介)とのこと。へぇー!

企業の不祥事隠し、産業廃棄物の不法投棄、警察内のアレコレ(警察内の描写は少ないですが)、裁判と補償のこと、などなど、社会問題も たっぷり詰まっていて勉強になるというか何というか。作者の伝えたいこと、問題提起、なんでしょうね。(考えさせられます…)。

「メルトフェイス症候群」という病気が登場します。

架空の病気みたいですね。でもこういうの、実際にありそう… 近所の住人の無理解・身勝手も、読んでいて辛かったですが、ありますよね。確実に。


この方の、ほかの小説も読んでみたいと思いますemoji



↓単行本
 

相棒!


ウルトラマンティガ

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『ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海



ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。(文庫裏の紹介)

軽いですが、とても面白く読みました。

お仕事小説大好きということもあり。


昔、『愛という名のもとに』というドラマで証券会社に入った仲間が自殺してしまうくだりがあり衝撃を受けたことを思い出しました。(あのドラマはバブル時代? 氷河期や不況を経て去年くらいから就職、上向きになっていますが、会社の中はどうなんでしょうね?)

罵声を浴びせる上司とか、バカみたい。と思っちゃいますが、いるんでしょうね、きっと。陰険にいじめるのも困りますが…

入社してすぐで、わけも分からない状態で「お前はクズだ」と言われ怒鳴られ続けたら、マインドコントロールみたいになっちゃいそうです。(マインドコントロール系の詐欺って、そういう手口ですよね!?)

そういう若い人たちが、そうなる前に、そして この小説の「隆」みたいにフラフラしちゃう前に、正しい決断(退社)を決断できますように!!

そして、すべてのブラック企業が廃れますように!!!!!!!!!!


向かい合う相手の表情は、自分の表情を映しだす鏡だ」(本文より)。

本当に、そう思います。



映画版&コミカライズもあるんですね!
 

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『七つの大罪』~30巻/鈴木 央


『七つの大罪』鈴木 央


だいぶ前に読み始め、止まってしまっていた少年漫画。

えーと、前回は17巻まで読んだところで、このブログに記録していたみたいです。(コチラ: 2016年7月) 今回は30巻まで読みました! (現状、31巻まで出ているようです)。


「七つの大罪」のほかに「十戒」だの「蒼天の六連星」だの出てきて ややこしいー!

最近、登場人物の多い、複雑なストーリーの映画(特に外画)に若い人がついて来られないという話がありますが、こういう漫画を読み慣れていたら別に問題ないのではないかしらん?登場人物、みんな名前がカタカナだし。(ちょっと話が違うかしら…)。


話は、やたら壮大なことになっております。

隊長とエリザベスの今後、皆さんの今後、気になりますなぁ。

ゴウセルの過去話が切なかったです…
きゅぴーん☆


↓つい数日前に発売になったもよう。


自分のためのメモ: 週刊少年マガジンコミックス

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『リバース&リバース』奥田亜希子


『リバース&リバース』奥田亜希子

ティーン誌の編集者の禄は読者からのお悩み相談ページを担当しているが、かつての投稿者との間にトラブルを抱えていた。一方、地方に暮らす中学生の郁美はその雑誌の愛読者。東京からの転校生が現れたことで、親友との関係が変わり始めてしまう。出会うはずのない二人の人生が交差する時、明かされる意外な真実とは―。

なかなか面白かったです!

意外… ではなかったですが。そんなには。
ああ、そっちなんだ。なるほどー。という感じ。

郁ちゃんの気持ちを考えると心が痛む…
多感な頃、友達を独占したいことって、
ただでさえ あるのに、(モゴモゴ)。←ネタバレ自粛!
明日花ちゃんのキャラも、いかにもで、いいわー(笑)

そして、仁木さんの親友って、あの子ですよね。
だったらいいな。で、ありますように!

主人公の一人、ティーン誌編集者「ろく兄」の、社会人としての甘さが気になりました。手紙をくれた読者(未成年)と独断で連絡を取り続けるとか、会いに行っちゃうとか、かなりアウトなのでは!? これ、何かあったら、責任問われる笹川さん(上司)がお気の毒。(未成年の女の子と成人男子だし、相手が不安定だし。ろく兄、自分で収集できてない感、満載だし、これ以上の何かがあったら責任も取れないでしょう?って思っちゃう。今は携帯があるから連絡取りやすくなっちゃってるけど、本来、プライベート携帯の番号も教えるべきではないと、40代おばちゃんは思うであります)。

(「相談コーナー」門限の件も、親が未成年に対して行っていることに関して「あなたのお母さんは確かに少し厳しすぎるように思います」って言っちゃダメなんじゃないかなあ? 「厳しく見えるけど、思うことあってのことなんだろうから交渉しては?」とか、そういう言い方じゃないと、親との溝を深めちゃいそうな気がします)。


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