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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『犯罪者 クリミナル』太田愛

 
『犯罪者 クリミナル』太田愛

白昼の駅前広場で多くの犠牲者を出した通り魔事件。その裏には社会を揺るがす恐るべき陰謀があった。ただひとり生き残った青年が、刑事と売文家の助けを借り、暗殺者に追われる逃亡生活の中、真相を追う。
(Amazonの商品説明より)

すっごい面白かったです!

最後のほう、自分の読むスピードがもどかしかったくらい。あと、「残りページが あと30ページなら“これで決着かな”と思えるのに、まだ100ページくらいある! ってことは、まだ何かあるに違いない。ひぇ~ 誰か彼らを救ってあげてemoji」という感じでした(笑)

作者は脚本家さんだそうです。小説は、これがデビュー作。「1997年テレビシリーズ「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。「TRICK2」「相棒」など、刑事ドラマやサスペンスドラマで高い評価を得ている」(単行本の作者紹介)とのこと。へぇー!

企業の不祥事隠し、産業廃棄物の不法投棄、警察内のアレコレ(警察内の描写は少ないですが)、裁判と補償のこと、などなど、社会問題も たっぷり詰まっていて勉強になるというか何というか。作者の伝えたいこと、問題提起、なんでしょうね。(考えさせられます…)。

「メルトフェイス症候群」という病気が登場します。

架空の病気みたいですね。でもこういうの、実際にありそう… 近所の住人の無理解・身勝手も、読んでいて辛かったですが、ありますよね。確実に。


この方の、ほかの小説も読んでみたいと思いますemoji



↓単行本
 

相棒!


ウルトラマンティガ

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『ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海



ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。(文庫裏の紹介)

軽いですが、とても面白く読みました。

お仕事小説大好きということもあり。


昔、『愛という名のもとに』というドラマで証券会社に入った仲間が自殺してしまうくだりがあり衝撃を受けたことを思い出しました。(あのドラマはバブル時代? 氷河期や不況を経て去年くらいから就職、上向きになっていますが、会社の中はどうなんでしょうね?)

罵声を浴びせる上司とか、バカみたい。と思っちゃいますが、いるんでしょうね、きっと。陰険にいじめるのも困りますが…

入社してすぐで、わけも分からない状態で「お前はクズだ」と言われ怒鳴られ続けたら、マインドコントロールみたいになっちゃいそうです。(マインドコントロール系の詐欺って、そういう手口ですよね!?)

そういう若い人たちが、そうなる前に、そして この小説の「隆」みたいにフラフラしちゃう前に、正しい決断(退社)を決断できますように!!

そして、すべてのブラック企業が廃れますように!!!!!!!!!!


向かい合う相手の表情は、自分の表情を映しだす鏡だ」(本文より)。

本当に、そう思います。



映画版&コミカライズもあるんですね!
 

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『七つの大罪』~30巻/鈴木 央


『七つの大罪』鈴木 央


だいぶ前に読み始め、止まってしまっていた少年漫画。

えーと、前回は17巻まで読んだところで、このブログに記録していたみたいです。(コチラ: 2016年7月) 今回は30巻まで読みました! (現状、31巻まで出ているようです)。


「七つの大罪」のほかに「十戒」だの「蒼天の六連星」だの出てきて ややこしいー!

最近、登場人物の多い、複雑なストーリーの映画(特に外画)に若い人がついて来られないという話がありますが、こういう漫画を読み慣れていたら別に問題ないのではないかしらん?登場人物、みんな名前がカタカナだし。(ちょっと話が違うかしら…)。


話は、やたら壮大なことになっております。

隊長とエリザベスの今後、皆さんの今後、気になりますなぁ。

ゴウセルの過去話が切なかったです…
きゅぴーん☆


↓つい数日前に発売になったもよう。


自分のためのメモ: 週刊少年マガジンコミックス

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『リバース&リバース』奥田亜希子


『リバース&リバース』奥田亜希子

ティーン誌の編集者の禄は読者からのお悩み相談ページを担当しているが、かつての投稿者との間にトラブルを抱えていた。一方、地方に暮らす中学生の郁美はその雑誌の愛読者。東京からの転校生が現れたことで、親友との関係が変わり始めてしまう。出会うはずのない二人の人生が交差する時、明かされる意外な真実とは―。

なかなか面白かったです!

意外… ではなかったですが。そんなには。
ああ、そっちなんだ。なるほどー。という感じ。

郁ちゃんの気持ちを考えると心が痛む…
多感な頃、友達を独占したいことって、
ただでさえ あるのに、(モゴモゴ)。←ネタバレ自粛!
明日花ちゃんのキャラも、いかにもで、いいわー(笑)

そして、仁木さんの親友って、あの子ですよね。
だったらいいな。で、ありますように!

主人公の一人、ティーン誌編集者「ろく兄」の、社会人としての甘さが気になりました。手紙をくれた読者(未成年)と独断で連絡を取り続けるとか、会いに行っちゃうとか、かなりアウトなのでは!? これ、何かあったら、責任問われる笹川さん(上司)がお気の毒。(未成年の女の子と成人男子だし、相手が不安定だし。ろく兄、自分で収集できてない感、満載だし、これ以上の何かがあったら責任も取れないでしょう?って思っちゃう。今は携帯があるから連絡取りやすくなっちゃってるけど、本来、プライベート携帯の番号も教えるべきではないと、40代おばちゃんは思うであります)。

(「相談コーナー」門限の件も、親が未成年に対して行っていることに関して「あなたのお母さんは確かに少し厳しすぎるように思います」って言っちゃダメなんじゃないかなあ? 「厳しく見えるけど、思うことあってのことなんだろうから交渉しては?」とか、そういう言い方じゃないと、親との溝を深めちゃいそうな気がします)。


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『AKIRA』大友克洋


『AKIRA』大友克洋

「童夢」に続き、こちらも読んでみました!

大昔にアニメ版を観たはずなんですが、こ、こんな話でしたっけね…。まったく記憶にありませんでした。(大丈夫か、私!?)

いやあ、面白かったです。
さすが、としか言いようがない。

↓アニメ版(映画版)


■発売日 2011/06/22 (1988年公開)
■出演: 岩田光央, 佐々木望, 小山菜美


声優の「佐々木望さん」とモデルの「佐々木希さん」が混ざって、「???」となってしまいましたemoji 映画版の公開1988年、モデルの佐々木希さんも1988年生まれです☆




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『童夢』大友克洋


『童夢』大友克洋

超能力が殺人のチェイスを始めた!ペンと墨が構築した超四次元コミック。日本SF大賞に輝く初期大友作品の頂点に立つロングセラー。
(Amazonの商品説明)

突然ですが、『アキラ』の大友克洋氏、『童夢』を読んでみました。当時の漫画界に衝撃を与えた伝説のマンガらしいですね。

いつだったか、日経のコラムに出てきたんです。この漫画のタイトルが。それで興味を持って。(確か団地がどうのという内容のコラムだったと思います)。

すっごい面白かったです!!!!!!!!!!

SF(超能力モノ)で、刑事モノ。
すごい迫力…

こういうの大好きです♪

超少女明日香』とか読み返したくなりますねー。


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超能力モノといったら…





団地モノと言ったら…

(本じゃないですけど!)


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『嘘を愛する女』岡部えつ


『嘘を愛する女』岡部えつ

大手食品メーカーに勤める由加利は、研究医で優しい恋人・桔平と同棲5年目を迎えていた。ある日、桔平が倒れて意識不明になると、彼の職業はおろか名前すら、すべてが偽りのものだったことが判明する。「あなたはいったい誰?」 由加利は唯一の手がかりとなる桔平の書きかけの小説を携え、彼の正体を探る旅に出る。彼はなぜ素性を隠し、彼女を騙していたのか。すべてを失った果てに知る真実の愛とは―。もうひとつのラストに涙する、小説版「嘘愛」。(文庫裏の紹介)

映画館で何度も予告を見て気になっていた、映画『嘘を愛する女』(長澤まさみ、高橋一生 主演)の「小説版」。

「原作」でも「ノベライズ」でもなく、「小説版」ということのようです。へえー。さらに結末も映画とは違うもよう。映画のラストが気になる!

『嘘を愛する女』というタイトルから ぱっと思い浮かぶのは「嘘をつく(ことを愛する)女」じゃないかと思うんですが、この物語においての意味は違って、「嘘(の存在であったパートナー)」を愛する(愛した?)女。おもしろいですよね。(ここまでは映画の予告編で知っていました)。

そして、彼の「嘘」は、そういうことだったのかー。

なかなか面白いお話でした。

この2人の関係、とても良い感じだな、と思ったんですが、(まあ男はウソついてましたけど、それは置いておいて…)、うまくいく条件がそろっていたのではないかという気がします。失礼な言い方かもしれませんが、生活レベルが似ていて、価値観も似ているのではないかと。結婚とか、パートナーとの関係がうまくいく/いかない ということにおいて、かなり重要なことのような気がします。(私は)。

あと、持つべきものは、冷静な女友達!



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テレビドラマ『相棒』シリーズの、カイト君(成宮寛貴さん)・悦子さん(真飛聖さん)カップルの感じも、かなり好きです♪

 

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『増山超能力師大戦争』誉田哲也



『増山超能力師大戦争』誉田哲也

ここは、超能力が事業認定された日本。いまや超能力関連の科学技術は国家レベルの重大機密情報となっている。そんななか、最先端の技術開発に携わっている人物が行方不明に。本人の意志なのか、はたまた海外の産業スパイによる拉致なのか。「面倒くさい」が口癖の一級超能力師・増山圭太郎が調査を開始すると、所員や家族に魔の手が迫る…。 (Amazon の商品説明より)

増山超能力師』シリーズの第2弾。

前回は軽めの連作短編集だったんですが、今回は長編。陰謀が絡んできてスケールも大きくなり、「前作は、登場人物を紹介するための“つかみ”だったのかしらん?」という印象でした。(ちなみに前作の感想 →  )

最近の誉田哲也さんは軽めの作品が多かったので、“警察モノの誉田哲也さん”に少し再会できた感じがして嬉しかったです♡ 拉致とか拷問とかあったので。(少しですが)。(いえ、別に拷問シーンが好きってわけじゃないんですがemoji でも、あのダークさは誉田哲也さんの大きな魅力の1つだと思う)。

(余談ですが、先日、人と話していて思ったんですが、私は色々なことに対して警戒心が強いです。それって、こういう小説 -誉田哲也さんの警察小説とか- を読んできた影響なのかも…)

ところで、本シリーズの事務所、何かに似ている気がするなあと思っていたんですが、アレでした。新井素子の「星へ行く船」シリーズ。なつかし~

登場人物を当てはめると、明美が あゆみちゃんかしら。
増山が所長 兼 太一郎さん?
朋江が麻子さん… は、ちょっと違う? 熊さん?

…まあいいや。

そして、次へ続いて行くエンディング。
楽しみです!!!!!!!!!!


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『星へ行く船』シリーズ、書き下ろしを加えて再販されてるんですね。読まねば!

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『カリギュラ』アルベール・カミュ


『カリギュラ』
アルベール・カミュ/ 岩切 正一郎(翻訳)


“不可能! おれはそれを世界の涯てまで探しに行った。おれ自身の果てまで”。ローマ帝国の若き皇帝カリギュラは、最愛の妹ドリュジラの急死を境に、狂気の暴君へと変貌した。市民の財産相続権の剥奪と無差別処刑に端を発する、数々の非道なるふるまい。それは、世界の根源的不条理に対する彼の孤独な闘いだった……『異邦人』『シーシュポスの神話』とともにカミュ“不条理三部作”をなす傑作、新訳で復活。解説/内田樹。
(文庫裏の紹介)

そういえば読んだことがなかったので、読んでみました☆

これは、ぜひ舞台で観てみたい!!!!!

この文庫本の翻訳者、岩切 正一郎さんは、小栗旬・主演、蜷川幸雄・演出の舞台『カリギュラ』で、台本を担当なさった方みたいです。なるほどー。(訳者あとがきに、「翻訳にさいして渡辺守章氏の既訳を参照させていただいた」とありました。私は図書館にあったのを適当に借りたんですが、渡辺守章さんのと印象違うのかもしれませんね。どうなんだろう?)

内田樹さんの解説も非常に興味深かったです。

アルジェリア出身のカミュの、フランス文壇での立場とか、不勉強ながら認識していなかったので、「なるほどー」という感じ。そこからの、カミュの戯曲への愛好とか☆


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↓小栗旬さん・主演舞台のDVD。


↓渡辺守章さん、訳。


↓カミュ原作!

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『幻想映画館』堀川アサコ


幻想映画館』堀川アサコ

趣味はシリトリ。古風な高校生、スミレは、実は「不思議なもの」がよく見えてしまう。その日もある「不思議なもの」が見えていたのだが、同時に父の不倫現場を目撃。思わず後を追い、商店街の映画館に迷い込む。そこで生まれて初めての恋をしたはいいが、失踪事件に巻き込まれ―生死の狭間に繰り広げられる癒し小説。(『幻想電氣館』を改題) (文庫裏の紹介)

幻想郵便局』に続く第2弾とのことです。
(私はそちらは未読)。

軽~い、軽~い、ドタバタコメディ。ちょっと謎解き風味。

こういうノリで、「ですます」調なんだ? と思いながら読み始めたんですが、読んでいるうちに慣れちゃいました。(たまに、変に大げさというか、わざと変な表現をしているところがあるのも面白い^^)

まあ、内容は、どうでもいいような感じですが… 幽霊とか あの世との交流みたいなものに違和感がなく、大仰な言葉づかいが大丈夫なら、楽しめのではないでしょうかemoji


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シリーズ、いろいろ出ている模様。
  

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