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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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UVレジンの本を2冊


『UVレジンだからできる大人ジュエルなアクセサリー』
-レジンのすべてがよくわかる! UVレジン、2液性レジンの使いこなし&着色ガイドつき- (a.k.b)


『UVレジンとプラバンの可愛いアクセサリー120-』
キムラプレミアム


『UVレジンで作るビジューアクセサリー』
ブティック社

     ・     ・     ・

いまさらっぽいですが、UVレジンって どんなものなんだろう? ということで…

いろいろ作ってみたくなりますemoji



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『恐怖小説 キリカ』澤村伊智


『恐怖小説 キリカ』澤村伊智

人間が一番怖い―。あなたの日常を侵食する究極のサイコ・サスペンス! ホラー小説の新人賞を獲得し、僕は出版に向けて準備をはじめた。隣にはいつも支えてくれる最愛の妻。順風満帆な日々が続くと思われたが、友人の一人が「作家とは人格破綻者である」「作家は不幸であるべき」と一方的な妄想を僕に押し付け、嫌がらせをはじめる。ストーカー行為、誹謗中傷の手紙、最悪の贈り物。やがて… (出版社の内容紹介を一部編集)。


『ぼぎわんが、来る』『ずうのめ人形』の次に、何も知らずに「怖そうかな」という理由だけで選んだのですが、そのくらいの感じ、事前情報ナシで読むのが一番、いいかもしれません。

ホラーというか、サイコ系。
うん、人間が一番、こわい…。

あと、ハエのくだりが怖かった!!


↓ 以下、グレー色部分、ネタバレ気味です。↓

冒頭、ひどく軽い感じ、プラス、体験記?エッセイ? っぽい感じで「あれ? 求めてるのと違う?」と思ったんですが、どんどん読めて面白かったです。ご自身もディスっている(笑) 3部構成も、私は好きー☆ 

作家さんや出版社が実名で出るのもすごいし、最後に〈参考・引用文献〉として、本文に登場する作品名が未発表作品として載ってるのも驚きでした。これも、実際のご友人と、その作品ってことですよね。リアル~。

また、新人賞受賞→出版のあれこれ、タイトルにまつわるアレコレなど、業界裏話(でもないのかしら?)的なものも興味深かったです。


ある意味、荒唐無稽なんですが、かつて、このブログに書いた ある小説の感想について、作家さん本人からツイッターで文句めいた反応がありビックリした身としては、「あ… あるかも…?」という感じがしてコワイ。


というわけで、読んだ方には分かる、この小説の感想は、「すっごい面白かった!」「澤村伊智さんって、すごい!」「天才!! 最高!!」です^^v


 

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『ずうのめ人形』澤村伊智


『ずうのめ人形』澤村伊智

その物語は、人を殺す――。『ぼぎわん』に続く、比嘉姉妹シリーズ第2弾!
オカルト雑誌で働く藤間が受け取った、とある原稿。読み進めていくと、作中に登場する人形が現実にも現れるようになり……。迫りくる死を防ぐために、呪いの原稿の謎を解け。新鋭が放つ最恐ミステリ!
 (Amazonの商品説明)

『ぼぎわんが、来る』の比嘉姉妹シリーズ第2弾! ということで読んでみました。

ねえちゃんは ほとんど出てこなくて、真琴と、もう1人が絡むお話でした。(お姉さんの物語を読んでみたい!)

ホラー好きの中学生、里穂と ゆかりちゃん。
藤間と、藤間に小説を読ませる岩田。
野崎さんと真琴。
本当になってしまった都市伝説。

「貞子」は、みんな当然 知ってるよね? という前提で話が進んでいくことに、ちょっとビックリしました。ホラー小説を読む人なら、『リング』は知ってるよね? という認識? もっとも、その「小説」を懸賞に応募した際のコメント(作中のエピソード)に「既存の作品に頼る安易な姿勢が×」との選評があったので、そのあたりも、「中学生が書いた」拙さの表現なのでしょう。おもしろい。

だいぶネタバレなので色を薄くしますが、

地中から出てきて、下にいる人、みんな巻き添えって怖すぎ!

怨念のようなものを持った人が語ったり記すことで、ただの都市伝説が命を持ってしまうって、怖いような、そういうものかもしれないと納得するような。

そして、「彼女」の本質と、最終的な着地点が うすら寒くて、こわーーーいemoji



ヒドい父親が出てきました。(身勝手な母も)。
『ぼぎわん』も、イクメンを気取るバカ男が出てきましたが、この作者は、そういう「家庭内の歪み」に注目する感じなのでしょうか。この人が、母親の怨念を描いたら怖そうだ… (もうあるかしら!?)

結局、怖いのは人間、っていうことなのかしら。


 

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『閉経記』伊藤比呂美


『閉経記』伊藤比呂美

変わっていく身体、減らない体重、親の老い、夫の偏屈。更年期に次々とふりかかる事態に女たちは奮闘する。その闘いぶりは、"漢"と書いて〈おんな〉と読むにふさわしい-ぽっぽと火照るからだで日米を往復し、仕事に介護にラテン系エクササイズにと全力で走り抜けた日々。人生と格闘する多くの女たちの支持を得た、パワフルなエッセイ集。

友人から「すっごい面白かったから読んで!」と勧められ、仲間内で回しております(笑) 本書。

もともとは『婦人公論』に連載されていたエッセイで、連載時は「漢(おんな)である」というタイトルだったとのこと。

個人的には、そっちのタイトルのほうが好きかも…

更年期とか、そのあたりの年齢の女性のアレコレなんですが、そんなことばかりが書いてあるわけではなく、おばちゃんのバタバタ記という感じ?

わたし、この方の文章を拝読するの、実は初めてでして。ええと、正直に書きますと苦手なタイプの文章(*)で、最初は「ど、どうしよう… ぜったい友達に感想聞かれるから、読み終わらなきゃ…」という感じだったのですが、途中から慣れてきて面白くなってきました☆ 年齢的に、今の私のひとまわり上の話になるので、「覚悟しておきます、先輩!」という気分でしょうか。




*何が苦手って、たとえば「夫がロンドンに行っちっち」(文庫P60)とか、ごめんなさい、鳥肌が立つ… あと、いい年した女性の一人称が「あたし」なのもダメ気味でした。(個人の好みです。ホントごめんなさい)。



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『東京喰種 トーキョーグール : re』①~⑯ 石田スイ

 
『東京喰種 トーキョーグール : re』
石田スイ


友人(あるいは友人の娘ちゃん)から借りて読み終わりました!

最初、新たな登場人物の皆さんに入り込めずテンション低めに読んでいたんですが、途中から がぜん面白くなり、あとは一気。

何かもう、すごい世界になってました。

そして、そこに落ち着くのね…

(組織 vs 組織のアレコレは、何回か読み直さないと、ちゃんと理解できていない気がします)。

オリジナルのほう(「re」がつかない、最初のほう)の、あのツラいシーンにも出てきた、カネキ君の「深層の自己との対話」が好きです。ツラいですけど!




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『ぼぎわんが、来る』澤村伊智


『ぼぎわんが、来る』澤村伊智

幸せな新婚生活を送る田原秀樹のもとにやってきた、とある来訪者。そこから秀樹の周辺で様々な怪異―後輩の不審死、不気味な電話―が起こる。愛する家族を守るため秀樹は比嘉真琴という霊能力者を頼るが!? (商品説明より)

映画「が、来る」の原作。

映画館で「が、来る」の予告を何度も観て興味を持ったのですが、映像は怖そうなので原作を読んでみました。

冒頭が、ものすごく怖い!!!!!
全体的には、不可解な存在への恐怖も さることながら、人間が怖かったです。ゾゾゾ…。

そして「ぼぎわん」の語源は「ブギーマン」なんだ!? ←(ネタバレかもしれないので色を薄くしました)。へぇぇぇぇぇ。

章ごとに語り手が変わり、情報を補う構造。こういう構造、大好きなので堪能しました。また、映画のキャストを当てはめながら読んだのですが、ものすごくピッタリに感じ、とてもよかったです。

比嘉姉妹シリーズ第2弾もあるようなので、読んでみようと思います!

なお、本作は第22回日本ホラー小説大賞の大賞受賞作。過去の受賞作には『パラサイト・イブ』『ぼっけえ、きょうてえ』などがあるようです。おぉー。




  

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『可愛いままで年収1000万円』 宮本佳実


『可愛いままで年収1000万円』 宮本佳実

ゆるふわキャリアで仕事もプライベートも上手くいく。
好きなときに、好きなことを、好きなだけ!
いま、大人気のワークライフスタイリストが、週休5日、実働10時間で、年収1000万円を稼ぐ、仕事とお金の法則を大公開! (Amazonの商品説明より)


どんな感じかなーと思って読んでみました☆

名古屋在住の「ワークライフスタイリスト」さん。
ショップ販売員→OL→結婚→離婚→司会業→ショッピングアドバイザー→セミナー等開催… という感じみたいです。

稼ぐためのセミナーで最も稼げるのはセミナー開催者、というのは よく言われることですが、彼女の場合も、そういうことなのではないかと思います。それも、割と理想的な形で。(理想の姿を見せ、夢を見せる+ノウハウも伝えて、受講者は満足。規模が大きくなればハッピーな人が増え本人の収入も増えるというウィンウィンな状況なのではないかと。想像ですが)。

希望年収を設定し、それを得るためには どうすればいいか? というシンプルで現実的な考え方は全く「ゆるふわ」じゃなく、「なるほどねー」と思いました。(「自分の時間」の値付け/時間は有限なのでサービスをモノにして販売する/目標金額に応じてサービス形態や規模を変えていく、など)。

あと、とにかくポジティブなのが良いと思いました。一歩を踏み出さなきゃ何も始まらない! という考え方、好きなので。いい意味での見切り発車というか。

一人で ちまちま作業する仕事なので、たまに こういうのを読むと世界が違って楽しいですemoji


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『東京喰種』石田スイ

 

『東京喰種』石田スイ ①~⑭
(トーキョーグールー)

“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!
(単行本裏の紹介)

友人から全巻 借りまして、やっと読めました。
面白かったです!!

グールになってしまった少年の苦悩、の話かと思ったら、最後のほうは「グールたち vs グール捜査官」の大バトル。いやあ、大変な世界ですね…

その世界の住人じゃなくてヨカッタ。
夜が怖すぎるわ。

と言いつつ、登場人物、特にグールー側の皆さんが とっても魅力的でした。皆、どんどん いい味が出てきて、どんどん好きになっちゃう感じ。特に、最後に活躍の、「魔猿」古間さん、「黒狗」カヤさん、カッコいい! (ジェイソンはヒドすぎですけど…) ←比べてもしかたないですが、誉田哲也作品の残酷さと張ると思う。想像するのをやめないと読めないデス。

「:re」も読み始めています。
こちらは、すこし後の、捜査組織側がメインみたい。

しかし、この「喰種」という存在、象徴的な存在というか、考えさせられます。人間も、ほかの生物を殺して食べてますもんね。牛とかブタとか。「姿かたち」が違う動物である、というだけ。「大食い」リゼちゃんとか、飽食/フードロス問題に思いを馳せてしまいます…

一方、人間と「喰種」は子を成すことが かなり難しいようなので、(その先の世代については未知数?)、やはり「種」が違うという認識なのでしょうかね。




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『優しいおとな』桐野夏生


『優しいおとな』桐野夏生

福祉システムが破綻した日本。スラム化したかつての繁華街“シブヤ”の野宿者・イオンは、闇を根城にする若者たちと出会い、アンダーグラウンドに足を踏み入れる。NGO「ストリートチルドレンを助ける会」、女性ホームレス集団「マムズ」…彼の「優しいおとな」はどこにいるのか。桐野夏生が描く、希望なき世界のその先とは。 (文庫裏の紹介)

地下鉄が完全自動運転になり、渋谷の駅前からハチ公がいなくなった時代… たぶん近未来? の「渋谷」で生きる、ホームレス少年イオンの物語。助け合う集団から距離を置いて一人で生き、難しい漢字は読めないけれどマンガを愛し、昔、知っていた年上の少年との再会に焦がれる少年。

「おとなは三種類だ。優しいか、優しくないか、どっちつかずか。優しいおとなは滅多にいない。やさしくないおとなからは、すぐ逃げろ。でも一番僕たちを苦しめるのは、どっちつかずのやつらだ。しかも、そいつらは数が多い。絶対に信用するな」(本文より)

渋谷の「地上」を捨ててアンダーグラウンドに入り、そして… という冒険譚的な流れもあり、ぐいぐい引き込まれました。

主人公イオンの過去が最後のほうで分かるんですが、その真相にもビックリ。

舞台は近未来の「渋谷」ですが、「今」と重なる部分もたくさんあるんじゃないかと思います。(人との関わりの、いろいろ壊れている感じとか…)

解説(雨宮処凛さん)によると、日本の若年ホームレスは児童養護施設出身者が多いんだそうです。そこを出たとたんに、むき出しで社会に放り出される。

本作では、「児セン(児童保護センター)」のヒドさの描写が登場しています。(今の、養護老人ホームの虐待のニュースなんかを考えると、ぜんぜん ありえる気がして恐ろしい)。

有川浩『明日の子供たち』と合わせて、若い人たちに読んでもらいたいかも。





↓ストリートチルドレンで、これも思い出しました…

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『約束の冬』宮本輝

 
『約束の冬』宮本輝

(上) 十年前、留美子は見知らぬ少年から手紙を渡される。「十年後、地図の場所でお待ちしています。ぼくはその時、あなたに結婚を申し込むつもりです」。いったいなぜこんな身勝手なことを?東京、軽井沢、総社、北海道……。さまざまな出会いと別れ、運命の転変の中で、はたして約束は果たされるのか?

(下) 壊されたパテックの懐中時計の持ち主を探す桂二郎の前に、妖艶な中国女性が現われる。そしてもう一人、桂二郎を訪ねてきた若い女性は、昔別れた恋人の娘だった。一方、留美子は謎の手紙の主について、次第に手がかりを得ていく―。人は何を拠り所にして生きていくのかを問う、宮本文学の新しい傑作。

(文庫裏の紹介)



何人かの人たちの、人生の一時期、の物語。

あとがきに、「日本という国の民度がひどく低下していると感じる幾つかの具体的な事例に遭遇することがあ」り、そこで この小説には「このような人が自分の近くにいてくれればと思える人物だけをばらまい」た、とありました。(「」内、引用です)。

ああ、なんか分かる気がします。

古きよき日本の、理想的な「おとな」や「おとな予備軍の若者」が散りばめられている感じ。精神的にも経済的にも余裕があって、ものを知っていて、周囲に優しいおとな。今はお金があるとは言えない若者も、理想のために頑張ったり、高望みしない部分で楽しく生きている。心がすこやかな人たち。

圭一郎の「理想おじさま」感、まるでおとぎ話のよう! (映画『マイ・インターン』でデニーロが演じている“シニア・インターン”も、「理想のおじさま」だなあと思います)。

女性たちも、(この作者では いつもそう感じますが)、男性の理想形?と思うような、美人で芯が強く、でも女性らしくて思慮深い人たちばかり。

(ちょっとダメ、な人や謎の人物も登場しますが!)


宮本輝さんの文章、好きなので、上下巻、長く楽しめて嬉しかったですemoji






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