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本読みの記録 乱読の記録です。

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『黄泉がえり』梶尾慎治


『黄泉がえり』梶尾慎治

あの人にも黄泉がえってほしい―。熊本で起きた不思議な現象。老いも若きも、子供も大人も、死んだ当時そのままの姿で生き返る。間違いなく本人なのだが、しかしどこか微妙に違和感が。喜びながらも戸惑う家族、友人。混乱する行政。そして“黄泉がえった”当の本人もまた新たな悩みを抱え…。彼らに安息の地はあるのか、迫るカウントダウン。「泣けるリアルホラー」、一大巨編。


辻村深月「ツナグ」とか、そういう系の感動系かと思ったら、けっこうSFでした! 

SFなような、ファンタジーなような? 途中、ホラーに寄るか? と思った展開もありましたが、そこだけでした。(そういう意味では、何を期待して読んでいいか分からなくなって、ちょっと混乱したかな… 最後が私にはあっけなく感じられましたし)。

作者は熊本の方だそうで、舞台も登場人物も熊本の人たち。熊本から全く出ない「ご当地」もの(?)です。熊本の言葉で話すキャラたち、とても好きでした。(若者、高校生とかの言葉づかいは不自然な気がしましたが…)

これ、1999年4月~ 熊本の新聞で連載された小説だそうです。もっと最近かと思った! 

お役所の混乱が描かれているのが、すごくよかったです!


映画化されてますよね。


続編もあるらしい!


辻村深月さん「ツナグ」。

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『ばるぼら』上・下 手塚治虫

 
『ばるぼら』上・下 手塚治虫

耽美主義の作家、美倉洋介の家にころがりこんだフーテン娘、ばるぼら。その正体は悪魔か、ミューズか、あるいは美倉のつくりだした幻影なのか? 」

「黒手塚」と呼ばれるタイプの作品みたいです。

ばるぼらは、なぜ大酒飲みなのかしら!

ばるぼらのお母さんが土偶っぽいのはなぜなのかしら!

あのピカソは、なぜ、あそこに…? 
あの母と娘たちのおかげで生まれたものが集まるの??? 

筒井康隆が実名で(名前だけじゃなくキャラとして)出てきて何だか面白かったです。

時間をおいて読み直したら、新しい発見や感想がありそう!



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『 スウェーデンのあたたかい暮らし―伝統の手仕事と四季の楽しみ』


『スウェーデンのあたたかい暮らし―伝統の手仕事と四季の楽しみ』
カタリーナ・エヴァンス/カタリーナ・ブリーディティス/クリスティーナ・オットソン/佐藤園子

大学でスウェーデンを学んだ方に「スウェーデンのことが手軽に分かる本」というお題で勧めていただいた本。

著者のところに名前がたくさん並んでいますが、この本に関わった刺繍家/デザイナー/カメラマン/ジャーナリスト兼 翻訳家 兼コーディネータ さんとのことです。

春夏秋冬に分かれていて、それぞれの季節の風物詩などが写真と文章で紹介されています。

「イースターの魔女」とか「イースターの季節は町がテーマカラーの黄色になる」とか「クリスマスのおかゆ」とか、知らないことが沢山あって「ほほう」という感じでした。ザリガニとか。詳しい方にお勧めいただいただけあって、「伝統的な全体像」がつかめた気がします。

(ただ、ごめんなさい、ところどころ、文章がすごく読みにくかった… 本国で書かれた文章を翻訳したのかな? スウェーデン語で思考して日本語で書いたのかな???)


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『こぐまのケーキ屋さん』①② カメントツ



『こぐまのケーキ屋さん』①②
カメントツ


ずーーーーーっと前に、ツイッターで話題になっていた『こぐまのケーキ屋さん』。ふたたび、何かで目にして、衝動的に購入!

ふふふ、かわいいです♡

最初のほうの、お金のくだりが最高にかわいいのですが、中盤以降の季節ネタもいいですね。

「~するッス!」のキャラのウサギも好きです^^


いま、「そのよん」まで出ているんでしょうか。
わたしはとりあえず、2巻(そのに)まで読みました。

そして、ちょうど会う予定のあった(でも滅多に会えない)友人にあげたくて、1巻のみ4冊も購入~ (自分のも含め)。ふふふ。




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『絶叫』葉真中 顕


『絶叫』葉真中 顕

その部屋には、死の海が広がっていた。マンションで孤独死体となって発見された女性、鈴木陽子。女性刑事、奥貫綾乃が彼女の足跡を追う。

事件のこと、捜査の様子や関係者の証言と、鈴木陽子の生涯が順番に語られる刑事小説。「鈴木陽子の地味な人生」が本当に相当、地味、プラス、母親がイヤな感じで、最初は「うーん」という感じだったのですが、途中から、というか陽子が就職するくらいからなので、けっこう早い段階ですが、すっごい面白くなってきて、仕事そっちのけで続きを読みたい! と思うくらいでした。

陽子の出生年が1973年。わたし、同世代なんですが、彼女の高校以降の進路に関して「このころの女子の大学進学率はまら20パーセントに満たない程度だ」とあり、「そ、そうなの!?」と思いました。私が東京にいたからか、もっと全然高いイメージだったので…。

孤独死と、平凡で地味な人生と、「人生は自然現象」と笑う、自殺した弟の幻想。

あんなふうに、悪い方に(運が悪いほうに)流されていく人生、本当に本当に嫌だなぁ。

タイトルが「絶叫」なので、最後、思わず絶叫しちゃうような何かがあるのかな? と思ったのですが、そういうわけではなかったです。

でも、最後のトリックには、なーるほど!! という感じ。さらに「そこにつながるのか!」という驚きもあり。(最後の前、「あなた」と「わたし」にちょっと混乱してしまいましたがemoji )

つらい話ですが、おもしろかったです!


ドラマもあった!
びっくり。


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『月の炎』板倉俊之


『月の炎』板倉俊之


すっごい よかったし、面白かった!

主人公は小学生。

少年たちの、ご近所でのちょっとした冒険譚+謎解きかと思ったら、それだけじゃ終わりませんでした。正義感とか正義とか、思いやりとか犠牲とか。

インパルスの板倉さんです。この方の小説を読むのは『トリガー』『蟻地獄』に続き3冊目。どれも超面白かったけど、これが一番、人に勧めやすいかな(笑)

 

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『トラヴェラー』ジョン・トウェルヴ・ホークス


『トラヴェラー』
ジョン・トウェルヴ・ホークス /松本剛史・訳


ファンタジー活劇です!

時空だか次元を越えることができる「トラヴェラー」なる存在と、その存在を抹殺しようとする「タヴェラ」(既存世界の支配階級的な存在)、トラヴェラーを守るという使命を帯びた「ハーレクイン」たちの物語。

本作は『フォース・レルム・トリロジー』第1作で、作者は本作で華々しくデビューし大ヒットを飛ばした新人とのこと。『ダ・ヴィンチ・コード』を手がけた大物編集者に見出され、ユニバーサルが映画化権を獲得しているとのことです。

…なのですが、本作の日本語版(単行本)発行が2006年で、その後、続編の訳書も出ていないし、映画化の話も聞かないような。(本国では小説は3冊とも出版されたもよう)。


個人的には、もう少しテンポが速くてもいいかなー? という感想でした。すごいおもしろいんですが、ターゲットが少年少女なのかな? (それにしては、バンバン人が死にますが!) 

あと、いろいろ思い出す感じでした。

最初のほうのマヤはジェイソン・ボーンっぽいし、研究所のあれこれとか、ファンタジー部分も、「何か」っぽい。「それでいてオリジナル!」というのが本国での評価だったようですが… (訳者あとがきより)。


  

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『ヴァン・ヘルシング』行徒/河田雄志


作画・行徒/原作・河田雄志

吸血鬼ハンター、ヴァン・ヘルシングのマンガ。

すごくきれいな絵で、内容はギャグ一辺倒(笑)

ギャグに関して、私は残念ながらツボりませんでしたが、それでも内容はけっこう面白かったです。じゃあ2巻も買って読むか? というと、微妙なんですが。(ギャグがツボらないからemoji)



↓ 映画はヒュー・ジャックマン!

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『蛇を踏む』川上弘美


『蛇を踏む』川上弘美

初・川上弘美さんでした!

独特な世界…
現実って何だろう、という気持ちになります。

『蛇を踏む』
『消える』
『惜夜記』(あたらよき)

…の3編を収録。

蛇が人になったり、人が膨れたり、
生き物や生きていないものが色々なことになったり。

好き嫌いがあると思いますが、
どっぷりハマると、かなり快適な世界かと☆

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『手のひらの楽園』宮木あや子


『手のひらの楽園』
宮木あや子


『校閲ガール』宮木あや子さんの、高校生モノ。

主人公は、工業高校?の「エステティック科」に通う女の子。高校は長崎県にあり、彼女は近くの島「松乃島」出身で、寮暮らし。家庭の事情あって貧乏さん。

「ほのぼの」と、成長と、家庭の事情の謎がとけていくことと。

んーと、個人的な印象ですが、『校閲ガール』ほどの勢いは なかったかなー? 島の高校生という設定だけで眺めると、辻村深月さん『島は僕らと』の印象が強かったり。

初めて人を好きになっていく感じが、とてもよかったです! 人との距離感が分からないけれど外連味のない、まっすぐな友麻は気持ちがいいし。

単行本で読んだんですが、文庫で、どなたかの解説付きで読みたいな!


 

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