忍者ブログ

すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

RSS TWITTER RssTwitter

『風葬』桜木紫乃


『風葬』桜木紫乃

釧路で書道教室を営む夏紀は、認知症の母が呟いた、耳慣れない地名を新聞の短歌の中に見つける。父親を知らぬ自分の出生と関わりがあるのではと、短歌を投稿した元教師の徳一に会いに根室へ。歌に引き寄せられた二人の出会いが、オホーツクで封印された過去を蘇らせる…。桜木ノワールの原点ともいうべき作品、ついに文庫化。
(文庫裏の紹介)

出生の秘密やら絡み合う人間関係やら、なかなかに濃厚なのですが、桜木紫乃さんにしては「生理的な嫌悪感」を覚えるところが少なく、さらりと読める印象でした!

親が、自分にまつわる秘密を「自分(親)だけの秘密」として持っちゃってるの、嫌だなぁ… 親に完全に頭が上がらない息子とか。哀れ。

「もっと時間が経って私がみんな忘れたら、ときどきそばにいてちょうだい。それでいいから」という言い分も、何だか微妙に勝手な気がしてしまいます。まあ、このお母さんは、自ら捜してきて、自らの資金で施設に入るしっかり者で、そこは すばらしいと思いましたが!

強い女性、が、たくさん登場するお話でした。

弁護士事務所の娘が好き!



にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

拍手[0回]

PR
Comment
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。