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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『蒲公英草紙 常野物語』恩田陸


蒲公英草紙 常野物語』恩田陸

青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知するちから……、不思議な能力を持つという常野一族。槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。今を懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。(文庫裏の紹介)


「常野」シリーズ2作目。長編です。
シリーズ1作目、『光の帝国』に登場していた「しまう」一家(春田家)のご先祖が登場するお話。であると同時に、昔の日本の風景を懐かしむお話でもあるでしょうか。

時代的には、日清戦争よりあと、太平洋戦争より前。(主人公の峰子は大人になって終戦を経験)。

「しまう」能力が「一家全員のものである」ことの謎が さりげなく解かれていて、ナルホドと思いました☆ (能力を、子供はともかく夫婦も共有しているとなると、同族結婚を繰り返してきたということ? と思っていたんですが、そうではない「理由」が提示されていました。納得!)


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