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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『紙の月』角田光代


紙の月』角田光代

ただ好きで、ただ会いたいだけだった―――わかば銀行の支店から一億円が横領された。容疑者は、梅澤梨花四十一歳。二十五歳で結婚し専業主婦になったが、子どもには恵まれず、銀行でパート勤めを始めた。真面目な働きぶりで契約社員になった梨花。そんなある日、顧客の孫である大学生の光太に出会うのだった・・・・・・。あまりにもスリリングで、狂おしいまでに切実な、傑作長篇小説。各紙誌でも大絶賛された、第二十五回柴田錬三郎賞受賞作。(Amazonの商品説明より)


…えーっと、彼女の気持ちは「好き」なんでしょうか?????

宮沢りえさん主演で映画になった作品の原作。
やっと読みました!

紙の月。
ペーパー・ムーン。

いろいろな意味で考えが浅い… のかなぁ? と思える彼女の、なにがそんなに、現実感を奪っていたんだろう? というような、漠然とした「理解できなさ」が残る小説でした。

でも、この彼女を「宮沢りえさんが演じる女性」として考えると、何だか違った物語に見えてきそうな気も。(本の主人公の印象は「きれいだけど、何も考えてない人」でしたが、宮沢りえさんなら、映画の「最も美しい横領犯」というコピーが納得できる!)

旦那がムカつく!!
こんな男、いまだに生存してるんですか? 舞台が80~90年代だから? ばっかみたい。
(正直、あまりに旦那がムカつきすぎて、途中で読むのをやめようかと思ったくらいでした。頑張って読み続けたら途中から存在感希薄になってくれましたが★)

若い男の方の、店員に対する態度の変化とかは、分かる気がします。

角田光代さんは、『八日目の蝉』もそうでしたが、すっごく面白いんですが、ぜんぜん感情移入できないんですよね~… 面白いんですけどね~。

梨花の友達、岡崎木綿子(家庭持ち)と中条亜紀(雑誌編集)。梨花と昔つきあっていたことのある山田和喜の妻、牧子。彼女たちの独特な金銭感覚も、何というか不思議で面白かったです。お金は人をくるわせる、のでしょうか。いやはや。


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