忍者ブログ

すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

RSS TWITTER RssTwitter

『砂の花』明野 照葉


砂の花』明野 照葉

「生きている。だけど…」十年連れ添った夫と別れ、会社も辞めた。そして、死のうと決意した浜田美砂の前に、二人の男が現われる。生への深い哀しみをたたえた桧山と、美砂の肉体を狂わせる左京という男。十カ月後、周囲の人々に美しい記憶だけを残してこの世を去るはずだった。ところが、美砂を死以上の恐怖のどん底に突き落とす思いがけないつまずき
・・・・
とは。(文庫、裏表紙のあらすじ)

『赤道』が面白かったので、明野 照葉さん、連続でいってみました☆

『赤道』の主人公は男性でしたが、こちらは30代後半の女性。(この設定の方が、明野さんらしいのかな?)

死のうと決意し、“最後のショー”を演出しはじめた美砂。華麗な自分を周囲に見せるため形だけ会社を立ち上げたところ、本当に仕事が来てしまう、というくだりが すごく好きでした^^

「おかしなものだった。美砂にまるでその気はないというのに、勝手に餌に魚が食いついてくる。これがもしミサが本当に起業していたとしたら、絶対にこううまくは運んでいないはずだ。美砂が飢えた顔をしていないから、逆に獲物の方がすり寄ってくる」(本文より)

そういうものですよね、きっと。と思います。

最後がちょっとバタバタで残念でしたが、彼女の“ショー”とか、“つまずき”とか、好きでした。あんな豪華な(?)お金の使い方、してみたい(笑)

あと、お父さんとの関係が、「分かる…」という感じemoji 心配と空回り、逆効果、的な。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ



にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

拍手[0回]

PR
Comment
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。