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本読みの記録 乱読の記録です。

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『東京タワー』江國香織



『東京タワー』
江國香織


大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に教わった。(…)

大学生の透と、母の友人である詩史。
透の友人、耕二と、年上の人妻、喜美子。(同世代の恋人もいる)。

耕二と喜美子の恋愛模様が生々しく、透と詩史の関係がそうでないのが対照的で、印象的でした。

前者は欲望を抑えられず、しょっちゅう会ってはホテルに行ってる。後者は会ってもらえず、会えてもすぐ帰られちゃう。プラトニックに近いくらいの。肉体的と、観念的。どちらも恋の形。

男子2人の性格なのか、女性2人の性格なのか。

喜美子が30代、詩史が40代なのも、違いの1つでしょうか。

30代の女性って、完全に、恋愛に対して「現役」ですよね。(40代が そうじゃない、とは言いませんが)。30代が一番、“強い”んじゃない? という気もします。色々な意味で。20代の頃みたいな面倒な虚栄心が薄れ、気持ちで動けるという強みとか。分かんないですけど。

透の就職に関する申し出について、個人的に、すごく嫌だと思ってしまいました。何を甘えているんだ、この世間知らずは… 恋愛という意味でも、自分の退路を断っている気がする。(それが目的なのかしらん?)


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↓ コレ好きでした~ なつかしい。
 

 

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