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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『月読』太田忠司


月読(つくよみ)』太田 忠司

「月読(つくよみ)」とは、死者の最期の思いを読みとる能力者。月読として生きる朔夜が、従妹を殺した犯人を追う刑事・河井と出会ったとき、さらに大きな事件が勃発して―。人は死の瞬間、何を思うのか。それを知ることに意味(・・)はあるのか。地方都市で鬱屈する若者たちの青春を描く、著者渾身の傑作ミステリー長篇。 (文庫裏の解説)


人が死ぬと「月導(つきしるべ)」が現れ、それを読む能力を持つ者、「月読(つきよみ)」が存在する世界の物語。

月導は、物体(例えば岩)として出現したり、ドアの片側だけにレリーフが現れたり、信号機がねじ曲がったり、あるいは局地的な「風」や「温度の違い」として現れたりする。

(そのメカニズムの解明に人類は知能や予算を費やしてしまい、パーソナルコンピューターや携帯などはまだ開発されていない、という世界でもあります。不思議~^^)

従妹を殺した犯人を追う刑事・河井
月読の朔夜一心。彼の宿父(すくふ)。
高校生の絹来克己、親友の日暮也寸志。
クラスメートの香坂炯子(けいこ)、その母・涼花。
涼花の兄であり、炯子の伯父にあたる香坂祥平。
母子に群がる男たち。

岬の家。そこだけ寒い、謎の月導。
4組の「親子」と「殺人」。運命。理由。

普通の世界に月読がいる、という物語かと思っていたら、完全にパラレルワールドな世界、プラス、あまり現実的じゃない環境で事件が起こる感じで、ちょっとだけ入り込みにくい雰囲気でした。私にとっては。(このあと、続編にあたる短編集も読んだのですが、そちらは ものっすごくのめり込めました!!)

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