『明日の子供たち 』有川浩
『明日の子供たち 』有川浩
三田村慎平・やる気は人一倍の新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3年目。猪俣吉行・理論派の熱血ベテラン。谷村奏子・聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志・大人より大人びている17歳。想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている!児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。 (Amazonの商品説明)
作者・有川 浩さんの
このツイートを拝読し、読んでみました!
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----------------------------------------------『明日の子供たち』を書いてほしいと言ってきた女の子が
「私たちかわいそうでしょう? だから味方してください!」というような手紙を送ってきていたら、私は『明日の子供たち』を書いていない
「私たちはかわいそうじゃないと知ってほしい」という強さに打ち抜かれて書いた
2016/11/17 17:33:07
すっごいよかったです。
重すぎず、でも すごく考えさせられる。
Amazonのレビューに「軽すぎる」みたいな感想もありましたが
私には、その軽やかさが良かったです。
希望を感じて、応援したくなる感じ。
的外れな支援(カナのお母さんからのプレゼントとか!)や
現実的な選択肢(進学/就職)、退所後のことなど、
軽さの衣をまとっても きっちり伝わってきましたし。
これから受験だったり、
将来を考える年頃の若い人たちに読んでもらいたいかな。
重いテーマを扱っていると思うんですが、
基本は、児童養護施設を舞台にした青春小説ですかね。
この物語に登場する高校生たち(そして子どもたち)が、
いい大人と いい仲間に囲まれて
幸せな日々を送っていてくれるといいなあと思います。
そして、慎平ちゃんがナイス!
彼のキャラもさることながら、
会社員経験が ちゃんと生きている感じ、とても好きでした。

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