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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『ずうのめ人形』澤村伊智


『ずうのめ人形』澤村伊智

その物語は、人を殺す――。『ぼぎわん』に続く、比嘉姉妹シリーズ第2弾!
オカルト雑誌で働く藤間が受け取った、とある原稿。読み進めていくと、作中に登場する人形が現実にも現れるようになり……。迫りくる死を防ぐために、呪いの原稿の謎を解け。新鋭が放つ最恐ミステリ!
 (Amazonの商品説明)

『ぼぎわんが、来る』の比嘉姉妹シリーズ第2弾! ということで読んでみました。

ねえちゃんは ほとんど出てこなくて、真琴と、もう1人が絡むお話でした。(お姉さんの物語を読んでみたい!)

ホラー好きの中学生、里穂と ゆかりちゃん。
藤間と、藤間に小説を読ませる岩田。
野崎さんと真琴。
本当になってしまった都市伝説。

「貞子」は、みんな当然 知ってるよね? という前提で話が進んでいくことに、ちょっとビックリしました。ホラー小説を読む人なら、『リング』は知ってるよね? という認識? もっとも、その「小説」を懸賞に応募した際のコメント(作中のエピソード)に「既存の作品に頼る安易な姿勢が×」との選評があったので、そのあたりも、「中学生が書いた」拙さの表現なのでしょう。おもしろい。

だいぶネタバレなので色を薄くしますが、

地中から出てきて、下にいる人、みんな巻き添えって怖すぎ!

怨念のようなものを持った人が語ったり記すことで、ただの都市伝説が命を持ってしまうって、怖いような、そういうものかもしれないと納得するような。

そして、「彼女」の本質と、最終的な着地点が うすら寒くて、こわーーーいemoji



ヒドい父親が出てきました。(身勝手な母も)。
『ぼぎわん』も、イクメンを気取るバカ男が出てきましたが、この作者は、そういう「家庭内の歪み」に注目する感じなのでしょうか。この人が、母親の怨念を描いたら怖そうだ… (もうあるかしら!?)

結局、怖いのは人間、っていうことなのかしら。


 

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