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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『落下する花―“月読”』太田 忠司


落下する花―“月読”』太田 忠司

月読―それは、人が亡くなると現れる“月導”に込められた死者の最期の思いを読み取る特殊能力者だ。投身自殺した女子大生の月導に残されていた殺人の告白。それは若者たちの錯綜する思いが招いた悲劇だった―。表題作など4篇収録。月読・朔夜一心が活躍する傑作ファンタジック・ミステリー。 (Amazonの商品説明より)

長編『月読』(つくよみ)の続編に当たる、短編集。

朔夜さんの人柄と推理が良い感じで、とても好きでした。

月導(つきしるべ)に残されるのは、人が命を落とす前、最後に思ったことであり、それ以上でも以下でもない。家族や残された者は、そこに大きな意味を求めるけれど、そういうことではない。という設定が、何とも好きな感じです。人生って、最期って、きっとそんな感じなのでしょう。


〈内容のメモ〉

「落下する花」:大学で投身自殺した女子大生。
「溶けない氷」:伯母の月導(つきしるべ)と、伯母の形見の月導。
「般若の涙」 :交通事故で命を落とした母、会社会長の遺言と月読。
「そこにない手」:お箸みたいな月導。



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