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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『私が語りはじめた彼は』三浦しをん


私が語りはじめた彼は』三浦しをん

私は、彼の何を知っているというのか? 彼は私に何を求めていたのだろう?大学教授・村川融をめぐる、女、男、妻、息子、娘―それぞれに闇をかかえた「私」 は、何かを強く求め続けていた。だが、それは愛というようなものだったのか…。「私」は、彼の中に何を見ていたのか。迷える男女の人恋しい孤独をみつめ て、恋愛関係、家族関係の危うさをあぶりだす、著者会心の連作長編。 (文庫裏のあらすじ)

ある人物を周囲の証言で描く『悪女について』(有吉佐和子) 的なものを想像していたのですが、周りの人が1人の人物を語るのではなく、「周りの人の話」でした。

冒頭の、寵姫と臣下の密通を独特のやりかたで罰した皇帝の話が印象的!

以下、エピソードタイトル&覚え書きです。

「結晶」:先生(村川)の家を訪れた弟子・三崎。村川の妻、三崎の恋人。太田晴美。
「残骸」:飴屋真沙子、その婿。父親。首都高のための用地買収。ウサギ。
「予言」:村川呼人、両親の離婚。バイク、椿、父とおばさんと娘たち。
「水葬」:村川綾子の観察。渋谷、五反田、佐原直絵。おつけもの。
「冷血」:律(化学教師)、ほたる、義理の妹の死について。トカゲ。
「家路」:先生の死。妻の伊都と奥村くん。迷子のお年寄り情報。

「予言」「水葬」「冷血」が好きでした☆
私はこの作者の、若者を描く感じが好きなのかもしれません。


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