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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ


桐島、部活やめるってよ』朝井 リョウ

バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。(Amazonの商品説明)


朝井リョウさんのデビュー作、小説すばる新人賞受賞作。

桐島くんが部活を辞めることにより、部内(クラブ内)で先輩後輩絡めてゴタゴタする話かと(勝手に)思っていたのですが そうではなく、彼と実際の接点が あったりなかったりする学年の子たちの、それぞれの話。でした。クラブではなく学年の群像劇。

面白かったです!

高校生という不安定な時期の、いろいろな立場の子が描かれているんですが、「目立たない組」(“下”の子たち)も目立つ子たちも、平等に不安定で平等に輝いていて、とても良かったです。


以下、目次と内容メモです。

・菊池宏樹:自転車で2ケツする竜汰と宏樹

・小泉風助:バレー部のリベロ。副キャプテンの孝介。花屋の息子、日野。

・沢島亜矢:蹴りながら帰る石ころ。ブラバン部、詩織。
      教室、志乃とイアホンを分け合って聞く音楽。
      バスケのゴール、ミサンガ、竜汰

・前田涼也:映画の甲子園、武文。“下”の子たち。バト部の かすみ。

・宮部実果:ソフト部、カオリ、カレーとハヤシライス。
      私の彼氏の孝介、梨紗の彼氏の桐島くん。

・菊池宏樹:何でもできるタイプ、野球部の幽霊部員。彼女の沙奈。
      竜汰とゴム。


朝井リョウさんは、1989年、岐阜市不破郡出身。早稲田大学文化構想学部在学中の2009年、本作で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。大学ではストリートダンスのサークルに所属している。とのこと。(単行本の著者略歴より)。

登場人物たちの、たまに出てくるアクセントっぽい話し方、「なんか話しとったん?」とか「~やもんな」「しとらんかったね」みたいなのって、岐阜の感じなのでしょうか?


(ところで、ふと思ったんですが、このタイトルって、最初からコレだったんでしょうか? 『世界の中心で、愛をさけぶ』は最初『恋するソクラテス』というタイトルで、編集者の助言で『世界の~』になったんですよね。そして『セカチュー』として大ヒットした。本作のタイトルも、そんなニオイがするような…? そんなことないでしょうかemoji)


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