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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『校閲ガール』宮木 あや子


校閲ガール
宮木 あや子


ファッション雑誌の編集者に憧れて生きてきた河野悦子(こうの・えつこ)。気合と根性、雑誌への愛で難関の総合出版社・景凡社に就職したものの、配属されたのは校閲部! 担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとした事件が巻き起こり……! ? (Amazonの商品説明を編集しました)

帝国の女』が面白かった宮木あや子さんの、別の小説を読んでみました☆

文学には全く興味がないけれど、校閲部で文芸作品の校閲を担当する悦子。

大学2年の時、景凡社のOL雑誌「Lassy」に載っていたエディターズバッグに一目ぼれ。あのバッグを持ってサマになる人間になるにはファッション雑誌の編集者になるしかない! …ということで、そのファッション誌を出版している景凡社を就職先の第1志望に定めた彼女。結果的には故あって無事 就職できるんですが、彼女の大学は「中途半端な偏差値でお嬢様女子大ということしか取り得のない」学校。(本文より)。うん、小学生時代から景凡社のファッション誌を愛して生きてきた割には、思い切るのが遅かったね… そういう特殊な(?)業界・会社への就職は、大学のランク、大事ですもんね…

しかし彼女の記憶力は羨ましい!

私は校閲はしたことないですがチェックという作業が苦手なので、単純にすごいなぁと思いました。(この小説に登場する“校閲前の文章”も、全く引っかからずバンバン読み飛ばしてしまいましたemoji)

各章の最初にある「悦子の研修メモ」は勉強になるかも!
フォントサイズ「nQ」「nポ」とか。「耳だれ」とか。

話の内容は、そうですね、面白かったですが、出版社って、そんなに甘いの? そんなに世間から乖離してるの? という感じでした。そして、悦子の暴走がスゴすぎる。結果オーライみたいに書かれていますが、上司の判断も仰がず他社に意見の手紙を出しちゃうとか、会社員として致命的なのでは…? 担当を外されるなんてカワイイもんですが、本当に取り引きを失ったらどう責任を取るつもりなんだろう。まあいいですけどっ。小説だから。小説家・本郷の移動時間トリックも、読者をナメてんのか?って感じですし。その程度の読者しかいない、その程度の小説、という設定なんでしょうけれど…。

【メモ】

ミステリー小説家、本郷大作。
その担当編集者、貝塚。
悦子の同僚、女子っぽい米岡。(米岡光男)。
部長の「エリンギ」。
ファッション誌担当の森尾。
小説家・是永是之。アフロ。
編集の藤岩女史、担当する小説家・四条真理恵。(その読者は「マリエンヌ」)。
(藤岩さんの四条さんへのアプローチ、とてもいいと思いました!)
セレブ御用達ブランド「Toxxy」代表・フロイライン登紀子のエッセイ。
景凡社の受付嬢、コネ入社の今井。(いろいろキッパリ潔くてナイス!)

校閲ガール ア・ラ・モード』という続編も出ているようですね。読まねば! ←何だかんだ言ってemoji

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