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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『勝ち逃げの女王』垣根涼介



勝ち逃げの女王

リストラ請負会社に勤める「クビ切り面接官」、村上真介が主人公の、「君たちに明日はない」シリーズ、4冊め。

文庫本では『永遠のディーバ』というタイトルになっているようです。(どちらも収録された短編のタイトル)。



「例えば、同じスピードでコーナーをクリアしていく二台のマシン。一見、素人見には実力が伯仲しているようにも見える。でも、当人同士にははっきりと分かっているのです。どっちがまだ余裕があるのか、どっちがもう限界なのか。そういう意味で、彼より速いライダーたちが、どんどん出現してきました。つまりはそこが、彼の才能の限界でした。というより、そこで気持ちが挫けてしまったこと……それこそが才能の無さでしょう。実力と才能は、似て非なるものです。だから彼は、プロへの道を諦めたのです」
(中略)
「私はそれ以来、単車のグリップに触れたことも、ありません」
(中略)
「サッカーも最後には、単なる技術じゃない。結局は気持ちなんです。次々と見せつけられる実力の差やセンスの壁に、それでも挫けずにその行為をやり続けるに値する、自分の中の必然です」。
“株式会社ハヤマ” 楽器部門の飯塚が登場する「永遠のディーバ」、本文より。

分かるんですが、分かるですが… でもこれって、それでも「ある程度以上」の才能やセンスがあるから言えることですよね… (と、ちょっと悲しくなるワタクシ)。

客室乗務員の人員整理を扱った「勝ち逃げの女王」もよかったです! 女性の生き方について考えさせられる。彼女の選択、いいと思います☆


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