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本読みの記録 乱読の記録です。

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『ディレイ・エフェクト』宮内 悠介




『ディレイ・エフェクト』宮内 悠介

茶の間と重なりあったリビングの、ソファと重なりあった半透明のチャブ台に、曾祖父がいる―。戦時下の日常の光景が、二〇二〇年の現在と重なっている!大混乱に陥った東京で、静かに暮らしている男に、昭和二十年三月十日の下町空襲が迫っている。曾祖母は、もうすぐ焼け死ぬのだ。わたしたちは幻の吹雪に包まれたオフィスで仕事をしながら、静かにそのときを待った―。
(Amazonの商品説明)

これ、芥川賞の候補だったんですね!

読んだきっかけは、確か新聞の書評だったような。(←自分で忘れてるし…) 

いやあ、とっても面白かったし、印象的でした。
引き込まれました!!

異様な(そしてSF的な)状況が静かに語られ、そこで人が生きていて、どうなるのか分からなくて、そして…。

「ディレイ」とは音楽における音響効果(エフェクト)ほ1つで、基本的には楽器の演奏が山彦のように間を置いて再現されること、とのこと。へぇー。

主人公一家は自分たちの先祖が住んでいた家にいましたが、今の家って持ち主が変わっていることも多いでしょうし、その場合、全然 関係ない人たちの日常を見せられることになりますよね。困っちゃいますよねぇ… (下世話で恐縮ですが、夜の営みとか、はじまっちゃったりしたら嫌だわ)。

ビルの高い階から空襲の様子を見る、というような状況には、不謹慎ながら、ちょっと興味を覚えてしまいました。

「ディレイ・エフェクトによって開催不可能になったオリンピック」という言葉に、「“今”だなあ!」と思いました☆


同時収録
「空蝉」  :「ナイト・クラウン・クイーン、そしてキング」を改題。
「阿呆神社」: この神社、実在するなら行ってみたいような!


↓コレも、図書館で順番待ち中!

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