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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『食べる女』筒井ともみ


『食べる女』筒井ともみ

ひとはおいしい食事をすると、体が元気になる。いとしいセックスをすると、心がやさしくなる。エロティックだけど凛とした、現代女性の幸せのカタチを描いた短編集。

ひとはおいしい食事をすると元気になる。いとしいセックスをするとやさしくなれる―。台所で立ったままかきこむ玉子かけご飯、男が作ってくれる新鮮な魚料理、夫を見返すために作るこってりした肉じゃが、祖母お手製のおはぎ、結婚前に父と囲むつくね鍋…。おいしい食べ物の数だけ、おいしい恋がある。清清しいエロスも心地よい、愛する力が湧きだす物語をどうぞ召し上がれ。
(文庫版の説明)


本好きの友人に勧めてもらって読みました。

「セックスとラーメンの方向性」が好きでした~!

作者は、脚本家さんなんですね。
そして、本作は映画にもなる模様。
何をどう、映画にするんだろう…?


----------内容メモ----------

序文?
『スローフード・スローセックス宣言』

台所の暗がりで      :料理上手な年下の彼氏。
セックスとラーメンの方向性:ジュエリーデザイナー、広尾、ラーメン屋
マイ・ファーストワイン  :ママと弟とピクニック
メーキング・ファミリー  :映画字幕翻訳家と、ピクルス上手な女友達。
北の恋人(スノーマン)    :遊園地裏手のジャズ喫茶「ロマ」。
きもちいいのが好き    :40女、4人の月いちエステ。ゴトーさん。
おクスリ治療クロニクル  :ハーブティーとヒーリング。
闖入者          :偶然、会いまくるタナベさん。紀ノ国屋。
賜物(たまもの)       :石!
食べる男「峠のわが家」    :得意料理は天ぷら。
    「愛のホワイトスープ」:浮気男のひたすら身勝手。
    「幸福な週末」    :月に一度、ひとりの夜。
豆腐のごとく       :豆腐好きの、ダンディな父。
多忙少女         :自由人なママと、三人のパパ。
ミンチ・ガール      :たいていの素材は受け入れ可能、調理も簡単、安価!
リベンジ         :料理のできない、しない女。夫が出ていき…
桜花美人         :季節行事好きの祖母、おはぎ、千駄木。
花嫁の父         :毎週末、埼玉の実家に帰る私。ポテトサラダ。

---------- ---------- ----------

ひき肉って お手頃価格で色々作れ、便利ですが、ハンバーグとか、けっこう面倒くさいですよね。夜、男が来るからって ひき肉料理を作る女って、かなりの料理好きなような!

あと、保税倉庫の試写に参加する字幕翻訳家って、今も いるのかしら。(最近はデジタル化で「フィルムの輸入」がなくなっているとも聞きます!)

そして、フランス映画に英語字幕リストがついてくること、多いですが、フランス語スクリプトも ちゃんともらえますよ~ (特に劇場公開で、原語が分かる翻訳者が担当するのに原語スクリプトがないって、ちょっとあり得ない気がします)。←そして、保税うんぬんが出てくるなら、DVDやCS・BS・配信レベルは ありえない…


ところで、料理に絡めた小説というと、「村上龍料理小説集」を思い出します。この濃いい濃いい世界が、私は大好き… 



文庫の表紙!↓

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『ジャイロスコープ 』伊坂幸太郎


『ジャイロスコープ 』伊坂幸太郎

助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件を巡る“もし、あの時……”を描く「if」。文学的挑戦を孕んだ「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。


不思議な風味の作品が並んだ短編集でした!

「浜田青年ホントスカ」 :駐車場、相談屋、浜田青年。
「ギア」:疾走するワゴン車、「セミンゴ」。(巨大さとシステムが不気味!)
「if」  :バスジャックと反省。相談屋!!! (このオチ、好き~♪)
「二月下旬から三月上旬」:坂本ジョンと、僕の関わり。
「一人では無理がある」 :これはクリスマスがらみのアンソロジーに収録されたものだそうで。最後の いろいろ絡んでくるネタばらし的なものが最高! わたし、この話、大好きでした❤
「彗星さんたち」:新幹線のお掃除チームの話。お仕事小説的に好きでした。最後に向かい「お?おぉ?」という感じ!
「後ろの声がうるさい」:書き下ろし。いろいろ絡んできて「ほほぅ」という感じでしたが、「で?」という気も。(すみません、好みの問題です)。


スーパーの相談屋さんに、なんとなくコレを思い出すような、出さないような。いえ全然 違うんですが!



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『爪と目』藤野可織


『爪と目』藤野可織

あるとき、母が死んだ。そして父は、あなたに再婚を申し出た。あなたはコンタクトレンズで目に傷をつくり訪れた眼科で父と出会ったのだ。わたしはあなたの目をこじあけて――三歳児の「わたし」が、父、喪った母、父の再婚相手をとりまく不穏な関係を語る。母はなぜ死に、継母はどういった運命を辿るのか……。独自の視点へのアプローチで、読み手を戦慄させる恐怖作(ホラー)。芥川賞受賞。(Amazonの商品説明)


読んだことのない作家さんの、芥川賞受賞作ということで、何となく図書館から借りてみたのですが、なかなか好きな感じでした。

…というか、ホラーだったのか! ←ヲイ。

文章の感じが、なかなかに好みです。
しかしながら、結局どういうことなのか、分からない話も… (まあでも、理解を要する物語ではないのかもしれません。ホラーだし)。←!?

■収録作品
「爪と目」
「しょう子さんが忘れていること」
「ちびっこ広場」

…「ちびっこ広場」が、いちばん、「分かりやすい」でしょうか。


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そして、芥川賞受賞作を、けっこう読んでいないワタシ…

↓ 読んだやつ。うわあ、少ない!

   

  

(こちらに一覧!→ ★リンク★)

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『明日の約束』辻 仁成



『明日の約束』辻 仁成

別れ話を秘めた女と、プロポーズしようとする男。二人の夜は…。愛とはこんなにも、もろいものだったのか?恋の記憶が感傷に、出会いの輝きが紫煙にかすむ時、二人は再び互いの瞳を見つめ合う。愛のあやうさ、はかなさ、残酷さをそっと明かしつつ、その再生の奇跡を華麗に、力強く謳い上げた珠玉の傑作短篇集。
(文庫裏の解説)


辻 仁成の外国っぽい雰囲気の小説って、日本語で書かれた翻訳小説みたいだなぁと思います。なぜかしら。不思議な感覚。

本書は、短編集。解説(野崎歓さん)によると、単行本は『アカシア』というタイトルで出ていたようですね。へえー。

【収録】

「ポスト」
「明日の約束」
「ピジョンゲーム」
「隠しきれないもの」
「歌どろぼう」
あとがきにかえて「世界で一番遠くに見えるもの」



静かで、美しい物語たち。
すれ違いと、充足と、自分の認識。

ちょっと映画みたいだったり。
映像で観たいような。

あとがき代わりの小説「世界で一番遠くに見えるもの」に登場する観覧車は、たぶんパリのグランド・ルーですよね。すごいスピードで回るやつ! (作者のパリ移住後に書かれているようですし^^)


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ツイートも話題の辻仁成さん。小説以外も、読んでみたいの、いろいろ!
  

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『夜会 ―吸血鬼作品集』井上 雅彦


『夜会 ―吸血鬼作品集』井上 雅彦

吸血鬼をこよなく愛す作家・井上雅彦が贈る、初の「吸血鬼作品集」が遂に刊行! 知られざる18の「闇の住人」の姿とは!?  (Amazonの商品説明)

吸血鬼を扱った小品を集めた作品集。

「怖いー」とか「面白い!」というのもあれば、私が吸血鬼を知らなすぎて入り込めないのもありましたが、全体的に楽しめましたemoji 自分の知識のなさがザンネン…。

最後に、ご本人による「自作解題」がついていました。こういうの、いいですね。振り返って楽しめます。

『吸血魔団』という作品が分かりやすくて(!?)好きだったんですが、これは、ご本人の解説によると、“長編作品の「劇中映画」として書いたもの”で、“架空の映画のノベライズ”とのこと。へええ、おもしろい☆

『時を超えるもの』も好きでした。
ご本人の解説に“本作を書いた2015年は戦後70年の夏、自分が慣れ親しんできた空気が変わり始めた気配のただなかでもあった―とだけ記しておこう。”とありました。むむぅ。

自分のためのメモ:収録作品



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ドラキュラと言ったら…

↓キアヌの♪


↓ザ・古典!


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『陰の季節』横山秀夫


陰の季節』横山秀夫

警察一家の要となる人事担当の二渡(ふたわたり)真治は、天下り先ポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ねつけられた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた…。「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第1弾。解説・北上次郎 (文庫裏の解説)

天下りなどの人事問題に真っ正面から取り組んで、選考委員の激賞を浴びた松本清張賞受賞作ほかテレビドラマ化されたD県警シリーズ (Amazonの商品説明より)

短編集です。

解説にもあるのですが、本作は、警察小説でありながら捜査畑の刑事が登場しません。主人公たちは、県警本部、警務部の人々。警務課、監察課、秘書課など。起こる「事件」は、警察内部のさまざまなこと。不祥事、タレコミ、内部処理。

スパイ小説みたいで面白かったです!

しかし、警察官というものの多くが、昇進のために「さしさわりなく」とか、周囲を蹴り落とすことばかり考えているとしたら悲しいですねぇ。


【自分のためのメモ】

「陰の季節」:“人事部屋”二渡の定期人事異動 名簿作成。人事パズル。
       3年前、刑事部長を最後に勇退し、警務課で用意した天下り先に
       収まった大物OBが、そのポストの任期が切れるのに居座ると言いだす…
「地の声」:監察官・新藤。「Q警察署 生活安全化の曽根和男がパブのママとできている」。
      警察内部にいると思われる密告者を探るため、新藤は機動隊時代の部下、
      柳を間諜として使うことを思いつく。
「黒い線」:D県警警務課、府警担当係長の七尾友子は、機動鑑識班の平野瑞穂巡査が
      無断欠勤しているとの連絡を受ける。平野は、犯人そっくりな「似顔絵」が
      犯人逮捕に結びつくという大手柄を立てたばかりだった。
「鞄」:警務部秘書課、課長補佐、柘植正樹。定例県議会を前に、一般質問における
    県議員からの質問に、県警本部長がとどこおりなく答えられるよう準備を行う。
   

警察OBの天下り先って、任期があるんですねー。(そして、何年かごとに新たな「天下り」がやってきて前の人は押し出される。合理的)。

議員が行う質問の原稿を、警察側の人間が書いたりするんですね!(ライターをやってる友人によると、外部のライターが書くこともあるようです。そうなんだ!!! 議員秘書とかが準備するんだと思ってましたemoji


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↓これがデビュー作になるみたいですね☆

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『あやし うらめし あな かなし 』浅田次郎



あやし うらめし あな かなし 』浅田次郎

子供の頃、伯母から聞かされた恐怖譚――。
月のない夜、奥多摩の霊山に建つ神官たちの屋敷を男女の客が訪れた。
思いつめた二人は、神主の説得の甲斐もなく屋敷内で心中を図ったという。
だが女は死に切れず、事切れた男の隣で苦しみながら生き続け……。
著者の母方の生家に伝わる話を元にした「赤い絆」「お狐様の話」など、
怖ろしくも美しい全7編。短編の名手が紡ぐ、味わい深き幽玄の世界。
(文庫裏の解説)

浅田次郎さんの、怪奇系(?)短編集。
少し怖くて、美しい、好きなタイプのお話たちでした!

赤い絆     :日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る神社。
         母の実家であるそこに、冬休みで集まった「僕」や子供たち。
         伯母が語る寝物語。「その男女の客は月のない真冬の山道を、
         抱き合いながら登りつめてきたのだと伯母は言った。」
虫篝(むしかがり) :関西で不渡りを出し、東京の山あいに家族で逃げて来た津山。
         景気が良かった頃の自分と、目撃される「あいつ」の存在。
骨の来歴    :深い森の中にある友人の山荘。「降り落ちて来た奇跡」の話。
         環境の違い、彼女の親の反対、奨学金。
昔の男     :銀座の古い総合病院、ベテラン婦長の逸見さん。
         逸見さんが会いにいく「昔の男」。
         看護師の「私(浜中さん)」と、製薬会社の営業、林くん。
客人(まろうど)  :両親の新盆と、ふと入った小料理屋のママ。幼なじみの住職。
遠別離     :風邪っぴきの二等兵、矢野。六本木の交差点で別れた妻。
お狐様の話   :伯母の恐怖譚、再び。


「昔の男」と「遠別離」に、太平洋戦争の影が登場します。
そして、この2編、泣けた… 

「遠別離」に出てくる「駐屯地」の営門は、
現在、ミッドタウンになっている、あのあたりですね。
「防衛庁跡地」として認識していましたが、その前は
軍の駐屯地だったわけで。(陸軍駐屯地だったようです)。

私は六本木という街に大した馴染みがないもので
かろうじて「門があったような」という記憶がある程度ですが、
それでも「あそこか!」と思うと感慨深いものがありました。

このあたりは、浅田次郎さんらしいと言うか、
浅田次郎さんだから、の機微なのかなあと思いました。

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浅田次郎さんと言ったら、私は…

  

号泣コース、ギャンブラーの顔、爆笑エッセイ。
イメージ、バラバラ(笑)

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『ダーティ・ワーク 弁護士監察室』法坂一広



ダーティ・ワーク 弁護士監察室』法坂一広

事件屋の須賀田は弁護士・古村からの依頼で、
同業者の不祥事を秘密裡に処理する仕事を請け負う。
しかし、廃業に追い込んだ弁護士の遺体が自分の事務所で
発見されたことで古村の企みに気づいた須賀田。
業界の覇権争いに巻き込まれながらたどり着いた衝撃の結末とは?
現役弁護士が描く、業界の闇にリアルに迫ったサスペンスミステリー。
(文庫裏の紹介)

↑この情報を読むと、割とすぐに死体が出てきそうですが、
実際には これが起こるのは物語中盤くらいです。

ダイナマイトボディな女、椎菜からの依頼、
「福岡弁護士会」の古狸からの“清掃”依頼、
同じビルで「マッサージ」業を営むレイ。
向井先生、秋川翁、咲良、岸山。
事件屋のマサ、チューリップ、リュウ。

福岡弁(?)丸出しの志田加世子が、なにげに好きです!

しかし、資金繰りの苦しい弁護士って、何だか嫌だなぁ…
でも弁護士余りとか、言われてますもんね。実際、いるのかも。

なお、「福岡弁護士会」は架空で、
福岡の実在の弁護士会は「福岡県弁護士会」だそうですemoji

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↓ほぼ同じタイトルで、こんな本もあるようですね。読んでみようかな!

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『浮遊霊ブラジル』津村 記久子


浮遊霊ブラジル』津村 記久子

初の海外旅行を前に死んでしまった私。
幽霊となって念願の地を目指すが、なぜかブラジルに到着し……。
川端賞受賞作「給水塔と亀」を含む、会心の短篇集!
 
(Amazonの商品説明より)

なぜ、この本を読もうと思ったんだったか…
日経新聞の書評に載っていたのかなぁ?
忘れましたが、面白かったです!

「給水塔と亀」:定年を迎え故郷に帰った男。製麺所と海。管理人さん。自転車。
「うどん屋のジェンダー、またはコルネさん」
    :店主が「うどんの食べかたについて」熱心に指導する うどん屋さんと、
     そのお客さんの光景。
「アイトール・ベラスコの新しい妻」
    :ウルグアイ人サッカー選手の再婚記事 翻訳、忽名ゆきほ。綾。
「地獄」:「物語消費しすぎ地獄」と「おしゃべり下衆野郎地獄」。
     権田さん、西園寺さん、かよちゃん、「断しゃべ」。
「運命」:やたら道をたずねられる「私」…。
「個性」:もの静かな友人が突然、ドクロ侍のパーカーやトラ柄で夏期講習に現われて…
「浮遊霊ブラジル」:初・海外旅行を前に急逝した私。アラン諸島、槍投げのマテウス君。

タイトルになっている「浮遊霊ブラジル」を読むと、
表紙の絵にあるピンクの物体の正体が分かるという仕組み。(…仕組み?)。
なるほど! でしたemoji

「アイトール・ベラスコの新しい妻」の綾、嫌すぎる…(笑)。

「地獄」と「浮遊霊ブラジル」が好きでした~^^

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この方、「お仕事小説」が有名みたいなので
そちらも読んでみたいと思います!

  

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『ジヴェルニーの食卓』原田マハ


ジヴェルニーの食卓』原田マハ

モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。19世紀から20世紀にかけて活躍した美の巨匠たちは何と闘い、何を夢見たのか。彼らとともに生きた女性たちの視点から色鮮やかに描き出す短編集。(解説/馬渕明子) (Amazonの商品説明より)

私にとって、初の原田マハさん!

内容をまったく知らずに読み始めたため、勝手に「フランスの画家に題材を取った日本の物語」かと思っていたら、きっちり画家たち本人の話でした。(正確には、画家の近くにいた人たちの物語によって、画家が描き出されています)。

美しい物語たち。

ちょっと前に、印象派を扱った作品のお仕事(字幕翻訳)をしたので、その時に この本を知っていれば! と思ったり^^

以下、自分のためのメモです。

うつくしい墓 (La belle tombe)
新聞のためのインタビュー。ニースに生まれ育ち、かつてマティスに仕えた少女。その前の雇い主であるマダムと、マグノリアの花。

エトワール (L'etoile)
画廊デュラン=リュエルとメアリー・カサット。ドガ唯一の彫刻作品とモデルになった少女。

タンギー爺さん (Le Pere Tanguy)
画材店の主、タンギー親父の娘から、セザンヌへの手紙。エミール・ゾラ、ゴッホ、若い画家たち。

ジヴェルニーの食卓 (Une table de Giverny)
ブランシュ・オシュデ、母アリス。モネとの暮らし。元首相クレマンソー。


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