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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか』峯山 政宏



なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか峯山 政宏
   土地も食糧も技術も資源もない国がアジアで一番豊かな国になった理由

この本、すっごい面白かったです!!

シンガポールの成り立ちや教育制度、水事情、
マーライオンの歴史の「なさ」などなど、
シンガポールの「いろは」が書かれた本なんですが、
「へぇぇ、そうなんだ!」の連続emoji

私がシンガポールを知らなすぎた、ということも
あると思いますが…

今年、お正月明けにシンガポールに旅行に行ったという
個人的な事情もあり、大変 興味深かったです。


↓ Amazonの商品説明 ↓

約50年前、東南アジアに1つの国が誕生した。
マレーシアから分離独立した“シンガポール”である。
だが、シンガポールは、自ら望んでその独立を果たした訳ではない。
資源も、産業も、軍事力も、人材も、土地も、何もないシンガポールは、
マレーシアから追放される形で、無理やり独立させられてしまったのだ。

東京23区よりも少し広い程度のこの小国の前途は、余りにも多難に見えた。
だが、みなさんもご存知のとおり、現在のシンガポールは、
1人当たりのGDPではとっくに日本を抜き、世界でも有数の富裕国となっている。

シンガポールはいかにして、この奇跡と言っても過言ではない発展をなし遂げたのか。
シンガポール在住4年目の著者が、目で見て感じたシンガポールのカラクリを解き明かす。

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【目次】

はじめに 世界市場、最も偉大な発展を遂げた国、シンガポール

第1章 なぜ、シンガポールは成功し続けることができるのか?
 - シンガポール建国記念日に感じたこの国の成長の原点
 - 「自力本願の国」日本、「他力本願の国」シンガポール
 - ハイパー能力主義の下克上
 - 何もなかった国が、世界の浮遊国家になった理由
 - シンガポールの教育の特徴とは一体何か?
 - 多言語教育とシンガポールの経済発展の関係性
 - シンガポール・ドリームがアメリカン・ドリームに取って変わった
 - シンガポールの国歌の命運を分けるのは「水」である
 - 下水処理水がシンガポールの近未来の水
 - 昔はゴミ溜め、今は光輝くマリーナベイ・サンズ
 - 一石五鳥を成し遂げるシンガポールの偉大な政策
 - シンガポール最初のヒット商品、「マーライオン像」の秘話
 - なぜ、世界中の観光客はシンガポールに来るのか?

第2章 歴史から見る シンガポールが成功し続ける秘訣
 - シンガポールの建設の父 vs シンガポール建国の父
 - シンガポールが世界史に登場した理由について
 - 世界を突き動かした「4つのスパイス」
 - なぜ、シンガポールは自由貿易港として建設されたのか?
 - イギリスの大誤算の結果に生じた、アヘン戦争の影
 - ねじめ正一も腰を抜かした異次元ワールドについて
 - シンガポールと香港では一体何が違うのか?
 - シンガポールは、なぜ、華僑の国となったのか(1)
 - シンガポールは、なぜ、華僑の国となったのか(2)

第3章 シンガポールが 今後も成功し続ける理由
 - シンガポールという国のDNAについて
 - 200年変わらないシンガポールのコンセプト
 - 大量移民の受け入れは是が非か
 - 進化し続ける国、シンガポール
 - シンガポールという国から日本は何を学ぶのか?

おわりに
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読みやすく、とっても興味深い内容だったのですが、
多言語環境の利点という箇所で、シンガポール独特の
「シングリッシュ」に全く触れられていないのが
ちょっと気になりました。(なぜなのかしら???)

あの、独特の進化を遂げ
慣れていないと全く聞き取れず通じないシングリッシュ!!

いえ、自分自身の問題という部分も大きいとは思いますが、
でもでも、分かんないですよねぇ、シングリッシュ…?

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マーライオンって何か惹かれます☆
  

ラッフルズホテルでシンガポール・スリング飲みました~^^v ↑


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『フランス人ママ記者、東京で子育てする』


フランス人ママ記者、東京で子育てする
西村・プぺ・カリン (著), 石田みゆ (翻訳)


漫画家、じゃんぽ~る西さんの奥様、カリンさんによるエッセイ。
西さんの『モンプチ 嫁はフランス人』がおもしろかったので
こちらも読んでみました☆

(『モンプチ~』の、私の感想はコチラ★)


フランスと日本での出産・子育て事情を考えた時、
特に奥さんがフランス人の場合、フランスで… と考える人が
多いのではないかと思うのですが、彼女は日本のほうがいいと考え
日本を選択。

自分の経験や周囲の話など
いろいろ織り交ぜて比較がしてあって面白かったです。

出産後の、子連れでのオムツ替えなども
日本のほうが便利で優しいんだとか!
(確かに、パリのカフェとか、お手洗い、古い・狭いですもんね…)

     ↑
子育てや保育園なんかに関する日仏比較は
ほかの本でも読んだことがありますが、
このあたりなんか、目新しくて面白かったですemoji


自分は、夫が家にいて、日中、息子をみていてくれるから
恵まれている… というような、立場の認識と感謝も忘れず、
同時にフランス人から見た「日本/日本人の不思議なところ」も
しっかり提示されていて、とってもフランス人っぽい(笑)

そんなわけで いろいろ面白かったですが、
特に、彼女の息子さんお世話になっている
保育園の園長さん(だったかな?)へのインタビューが興味深かったです。

(そういうのを考えて本に入れるところが、
実にジャーナリストっぽいですよね)。



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↓ご主人、じゃんぽ~る西さんのマンガエッセイ。


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『グアンタナモ収容所で何が起きているのか―暴かれるアメリカの「反テロ」戦争』


グアンタナモ収容所で何が起きているのか―暴かれるアメリカの「反テロ」戦争
アムネスティインターナショナル日本 (編集)

国家が犯す最悪の人権侵害。
国家による突然の拉致、収容所での長期にわたる拘禁、
そして繰り返される拷問と強制的な自白……。
いまも実際に起きている驚愕の事実。
(書籍の帯のコピー)


グアンタナモは、キューバにある米軍基地。

国交がなかったのに基地はあるって不思議ですよね。
(2016年、国交復活しましたが… )

グアンタナモ、僕達が見た真実」という映画がありますが、
本書では そこで描かれている人たちについても紹介されています。

この映画はDVDが出ていますが、
「無実の青年達がテロリストと見なされ、2年以上も米国基地
グアンタナモに拘束された衝撃の事件」を描いた真実の物語です。

本当にひどい現実。非人道的な行為。まるでSFのよう。
ひどすぎて涙も出ませんでした。

これが、アメリカがやってる「戦争」なのか…


少し前、(だいぶ前かも)、自衛隊の海外派遣絡みで
作戦中に外国(軍)に捕らえられた自衛隊員は
ジュネーブ条約の定める「捕虜」には当たらない、
という政府見解があったかと思いますが、それってつまり、
「戦争捕虜」として権利や保護が与えられないということであり、
つまりグアンタナモで行われていたような拷問や
不条理な拘束の対象になり得るということである、
ということをどこかで読みました。

恐ろしすぎる…。


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↓「グアンタナモ、僕達が見た真実」
 
こちらもグアンタナモが舞台の映画↑
フィクションで、ジャケットから想像する内容とは
だいぶ違いますが、すごく いい話でした!


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『秘密のミャンマー』椎名誠



秘密のミャンマー』椎名誠

知られざる国ミャンマー。そこには、いま誰しもが忘れてしまった正真正銘のアジアの微笑があった。超俗の不思議風景、光景に初めて出合って旅の作家・シーナ氏は、はたと考えたのであった。「宗教と人間とは?」そして「国とは何か」―を。 (Amazonの商品説明より)

面白かったです!!!

私の中では、ミャンマーというと、軍事政権とアウン・サン・スー・チーさんのイメージが強かったのですが、本書は仏教国としてのミャンマー+住民の生活にスポットが当たっていて、へぇぇ、こういう国なんだー。という感じ。

ちなみに私が読んだのは単行本で、2003年10月初版。もともとは『本の窓』2002年1月号~2003年6月号に連載されたものだそうです。15年近く前。今はもう、「庶民の生活」も多少は変わっているかも…

何がびっくりしたって、上座仏教(小乗仏教)では、僧侶の食事は托鉢と施食だけで賄われるということと、お昼以降は食事をしてはいけないことになっているということ。知らなかったので驚きでした。(前者は、自分で食事を作ったりすると味を気にしたり もっと何かが欲しいといった欲が出てくるため。後者は、おなかがいっぱいになると眠くなり集中力がなくなるため。修行や勉強に身を入れるため、夕食は食べないのだそうです。ストイック…)。←仏教の形が変わっていった理由がよく分かるような…^^;

巻末に写真があったのですが、もっとたくさん、文章とリンクして載せて欲しかった~emoji
(お釈迦様の足の裏が すごかった…)

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『原発大国の真実―福島、フランス、ヨーロッパ、ポスト原発社会へ』 コリーヌ・ルパージュ

 
 原発大国の真実―福島、フランス、ヨーロッパ、ポスト原発社会へ
 コリーヌ・ルパージュ (著), Corinne Lepage (原著), 大林 薫 (翻訳)

著者のコリーヌ・ルパージュさんはシラク政権下、ジュペ内閣で環境大臣を務めた方であり、環境保護団体Cap21の代表。弁護士さんでもいらっしゃいます。(本書の情報を参照)。フランスの原発政策、エネルギー政策、規制や法律関係、フランス電力・アレバ・環境エネルギー管理局(ADEM) 云々などなど、原発まわりのアレコレが詳しく論じられた本です。

フランスの原発関連施設地図が載っていて、地名や施設名を日本語でまとめて参照でき便利です!

Fr-Centrale
 (クリックで拡大しますが、著作権に配慮し、詳しく見えないようモザイクをかけています)。


複数の施設が登場した時、名称を拾うの、けっこう大変だったりしませんか?信頼できそうなサイトや新聞記事が見当たらなかった り…。実は私、フランスの原子力発電所に関して、これまでに二度、そういう機会があり、この地図で一度に準拠できて とても助かりました。(ので、いつか、どなたかのお役に立つかも知れないと思いシェアします)。

もし「そういう地図、捜してた!」という方、検索で来て下さった方、いらっしゃいましたらコメントか拍手コメントに残していただけると励みになります♪

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『ウクライナ日記 国民的作家が綴った祖国激動の155日』アンドレイ・クルコフ


ウクライナ日記 国民的作家が綴った祖国激動の155日
アンドレイ・クルコフ (著)/吉岡 ゆき (翻訳)


2013年11月ウクライナ。為政者がプーチンに靡き、反政府デモが発生。混迷は全土に拡大した。この国で何が起きたのか。『ペンギンの憂鬱』のクルコフが綴った革命の日々。池上彰氏のウクライナ解説付。 (Amazonの商品説明より)


資料で流し読みしたんですが、非常に興味深い本でした。

この革命、広場の占拠、たった2年前なんですよね… ヤヌコヴィッチ大統領が逃亡したこと、ニュースで散々見ましたよね。

訳者による略歴的なものが随所に挿入されていて分かりやすいのと、ウクライナ東方カトリック教会の説明(これも訳者によるもの)があり、使える! と思いました。

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『紳士の国のインテリジェンス』川成 洋



紳士の国のインテリジェンス
川成 洋 (著)/ 集英社新書


紳士の国イギリスの、スパイ(諜報員/intelligence) たちを紹介した本。

資料で必要だったところだけを読んだので全部は読めていないんですが、非常に興味深い内容だった&いつかまたお世話になりそうな気がするので、ご紹介すると同時に、どんなスパイが扱われているか記しておきます。

【Amazonの商品説明】
007ジェームズ・ボンドで知られる英国の国家セキュリティ・サービスMI5が新聞に求人広告を載せたり、ロシアの闇を知る男が亡命先のロンドンで毒を盛られたりと、インテリジェンス(スパイ)は現実に活躍している。一六世紀後半エリザベス朝以来、スパイ組織は立派な国家機構の一つで、スパイ情報を活用した政治家が英国の歴史をつくってきた、といっても過言ではない。優秀なスパイほど、任務遂行の痕跡を残さず、正体が暴露されずに、その実態が外に漏れることはない。映画の中の、世界を飛び回るセクシーで魅力的なイメージより、はるかに知的な側面が主流を占める。祖国に忠誠を尽くしたスパイと裏切ったスパイに大別して、その実像に迫る。


【目次】
第一部 祖国に尽くしたスパイ
 第1章 エリザベス朝イングランドを支えた「イギリス秘密情報部の父」
       フランシス・ウォルシンガム(1530?-1590)
 第2章 秘密を握ったとみなされた天才劇作家の顛末
       クリストファー・マーロー(1564-1593)
 第3章 「グレート・ブリテン王国」誕生の陰の立役者
       ダニエル・デフォー(1660-1731)
 第4章 「ボーア戦争の英雄」と謳われた偽装作戦の名手
       ロバート・べーデン=パウエル(1857-1941)
 第5章 貴族に叙せられた変装と語学の天才
       ポール・デュークス(1889-1967)

 コラム①
 20世紀イギリスのスパイ組織の歴史 MI5とMI6の誕生

 第6章 世界的な有名作家をカバー(偽装)に利用したスパイ
       サマセット・モーム(1874-1965)
 第7章 普及の名画『第三の男』の原作者
       グレアム・グリーン(1904-1991)
 第8章 『007』ジェームズ・ボンドの生みの親
       イアン・フレミング(1908-1964)

 コラム②
 対独レジスタンスに輝いた2つの綺羅星 --特殊任務機関の女性スパイ
 -特殊任務機関(SOE)/自称W・チャーチルの遠縁者、オデット・サンソム
 -ロマンチックで愛国的な映画『スパイ戦線』のヒロイン、ヴィオレット・サーボ

第二部 祖国を裏切ったスパイ
 第9章 イギリス犯罪史上最長の懲役42年に処せられた男
       ジョージ・ブレイク(1922-?)
 第10章 人も羨むような「文武両道」の才に恵まれた男
       ガイ・バージェス(1911-1963)
 第11章 未来の「外務次官」の席を棒に振った男
       ドナルド・マクリーン(1913-1983)
 第12章 歴史のその名を残した20世紀最大のスパイ
       キム・フィルビー(1912-1988)
 第13章 「エリザベス女王のご親友」と謳われた美術史学界の重鎮
       アンソニー・ブラント(1907-1983)
 第14章 「私は雑魚にすぎない」とうそぶいた「第五の男」
       ジョン・ケアンクロス(1913-1995)



【自分のメモ】
・イギリス秘密情報部の初代長官 サー・フランシス・ウォルシンガム(1530?-1590)
・内務省保安部(Military Intelligence 5):元来は陸軍情報部第五課だが、現在は軍とのつながりはない。
・海外秘密情報部:同じく陸軍情報部第六課。公式名はSIS。
・特殊任務機関(SOE=Special Operations Executive):1940年7月、国防相を兼任していたウィンストン・チャーチル首相が創設を指令。(任務内容も記載あり)。既存の政府機関、陸軍省・MI6・外務省の職員で構成。(当初はSO1・SO2・SO3の3部門。部門の担当内容も記載あり)。
・応急看護婦義勇軍(FANY)。
・婦人予備空軍(WAAF)。
・“Fセクション”
・ハンプシャーにある訓練所
・自由フランス国民委員会
・対独レジスタンス戦闘組織「マキ」。



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『マリ共和国 花嫁日記 --日本女性、西アフリカにとついで』ケイタ・慎子



マリ共和国花嫁日記―日本女性、西アフリカにとついで
ケイタ・慎子(著)/徳間書店/1981年5月31日 第2刷


モスクワ留学中に知り合ったマリ人男性と結婚し、マリに赴いた日本人女性による「嫁入り奮闘記」。

この方は民間人で初めての「在マリ邦人」になった方だそうで、当時はマリに日本大使館もなく、ビザの発行などは隣国セネガル(首都ダカール)の大使館で行っていたとのこと。何かイロイロ大変そうです。すごい方だ!! 

結婚の手続きをしていたところビザの延長が認められず、生まれて数か月の子供と引き離されてマリから追い出されるなど、ものっすごい目にも遭っておられます。(のちに、夫をかわいがる親族が、嫁を追い出すため警察に手を回していたことが判明。すごっ!! 当時のマリはコネ社会だったそうです)。

「へえ」と思ったこと。

「農村では精油は贅沢品で、ピーナツ油もほとんど使わず、カリテ(・・・)という果実からとった固形油を食用としている。」という一文が。

「カリテ」ってシアのことです。シアバターとかのシア。(フランス語。Karité)。

ロクシタンのシアバターの缶にも、この文字が書いてあります。

 

わたし、シアをリップクリームとかヘアクリームとして使っているんですが、もとは ちゃんと(?)食用なんですね。

ちなみに私は「インスティテュート・カリテ(アンスティテュ・カリテ INSTITUT KARITE)」という、フランスの別のメーカーの100%シアを使っております☆

コレ↓ の大缶を愛用中emoji


本と関係なくてスミマセン~


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