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すー日記別館: 読書記録 乱読の記録です。

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『囚われた女たち 女子刑務所から愛をこめて』藤木美奈子



囚われた女たち―女子刑務所へ愛をこめて
藤木 美奈子

和歌山刑務所の
刑務官だった女性の手記。
Amazonの商品説明は、こんな感じです。↓

内容(「BOOK」データベースより)
歪んだ家庭で心とからだに傷を負った少女は刑務所の看守になった。そこには自分と同じ目をした女たちがいた。―ようこそ女子刑務所へ。今日も塀の中 では、女たちのおかしくも哀しいショーの幕が上がる。元刑務官である気鋭のコピーライターが鮮烈に描く、囚われた者たちの、騒がしく孤独な実録記。そして 自らも「囚われた女」であったという著者が明かす、自虐の半生とは…。

内容(「MARC」データベースより)
誰も私を知らない町で、もういちど人生をやりなおしたい。歪んだ家庭で心とからだに傷を負った少女は刑務所の看守になった。今日も塀の中では、女たちのおかしくも哀しいショーの幕があがる。

(引用終わり)


高校を卒業したら大学に行くつもりで進学率の高い高校を選んでいたのに、北アフリカはアルジェリアで空手指導者にならないかという誘いに好奇心を抑えられず、卒業ととともにアフリカへ。赴任中に空手の先輩と結婚、2年後に帰国すると、「刑務所の中を知りたい」という理由で公務員試験を受けて刑務官に。

なんだか、すごい人生です。
勢いがあるなあ…


本書を読んで、刑務所内のことで一番ビックリしたのは、刑務官や上司たちの「人間としてのヒドさ」でした。くーだらないイジメとか、収監者への暴言とか。神経をすり減らす大変な仕事・職場だというのは分かるんですが、ストレス解消(なのでしょうか?)がそういう方向に行ってしまうのは、うーん…

著者の、「刑務官として拝命されて以来、一度も月経を見ていなかった。約2年の間、生理が来ていないのだ」というのもビックリ。激務すぎる。夜勤もありますし。

同時期に、フランスの女子刑務所で働いていた女性が書いた本も読んだんですが、刑務所業界(?)は どこも大変なようですね… (感想コチラ★)


本書の後半は、著者のそれまでの人生を語ることに多くのページが割かれています。

大変な人生だったようです。
義父(母親の結婚相手)にレイプされたり。
結婚した「空手の先輩」も、相当なDV男ですし…。

刑務官の職を2年で(途中で退職するのは負けることだと上司に責められながら!)辞し、離婚もした筆者が、本書を書いた時には幸せに暮らしていらっしゃるようだったので何よりと思いました。(よき伴侶を得てお子さんもいらっしゃるとのこと。おめでとうございます!!)


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↓フランスの女子刑務所の本。

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